おさかな天国

今はただ、前へ泳ごう。

サークルを卒業したので4年間を振り返る ②サークルに入ってよかったこと・悪かったこと

 

 

osaten.hatenablog.com

 

この記事の続きです。

今回は大学でサークルに入ってよかったことと悪かったこと、メリットとデメリットについて書いていきたいと思います!

 

 

サークルに入ってよかったこと

 

①大学生活が充実する

 

単純に、やることがあるっていうのはいいことです。もちろん、学問に没頭したり、バイトに精を出すのも十分充実した学生生活の在り方だとは思うんですが、勉強やバイトの息抜きにスポーツや音楽や芸術に取り組むのもいいものです。まあ、練習が厳しかったり練習の頻度が多かったりするいわゆるガチサーに入ると息抜きどころではなくなるんですが。そこは自分がサークルに求めるものがなんであるかによって、入部するサークルを吟味しましょう。

例えば、暇つぶしにのんびりやりたいのであれば、週に1,2回のまったりなサークル、スポーツや音楽に青春をささげたいのであれば毎日のように練習がある部活に入るといいです。それこそ新歓のイベントのときに各サークルの先輩が教えてくれるはずなので、何でも聞いてみると良いです。練習頻度を聞いても回答を濁してくるようなサークルは、大抵誰でもいいから新入生の人数が欲しいだけのロクでもないサークルだったりします。避けた方がいいかもね。

 

私は勉強については大学生活の中でははっきり言ってあまり力を入れてこなかったので(これに関しては卒業を控える今になって後悔している点であったりもする)、サークルをやっていなかったらつまらない学生生活になっていただろうな、と思います。

もちろん、サークルに入っていなかったらもっと勉強に時間を割けたのではないかと思うこともあります。特に私のサークルは結構練習頻度も高いところだったので。それにしても、毎週同じ曜日の同じ時間に部室に行くと顔なじみのメンバーがいて、みんなで必死に練習して、大会や発表会で結果を残して、っていう一連の流れが生活の中に組み込まれている、というのはいいものだな、と思うわけです。こういう絵にかいたような青春を味わえるのも、大学生のときが最後な気もするし。社会人サークルや職場の部活があったりもするんだろうけど、学生時代ほど力を入れて本気で取り組めるようなものではなくなってしまいそうで。

 

あと、以前の記事で「就活でアピールしやすいのは、サークルよりもバイトの経験だ」というようなことを書いたのですが、もちろん、サークルをやっても意味がないというわけじゃないんです。あくまで就活のときに役に立つのは、という話であって、就活を見据えるのなら、「サークルをやってバイトをやらない」という選択よりは、「バイトをやってサークルをやらない」という選択をする方が、採用されやすいのではないか、というのが私の持論です。私としては、バイトもサークルもボランティアも、興味があるのならやれるものは全部やってみるのが一番だと思っています。経済面や体力の面でそれぞれに制約はあるとは思いますが。しかしどんな経験だとしても、いつかどこかで役に立つ時が来るとは思っているので。

 

②交友関係が広がる

 

昨日の記事と内容が被ってしまうところはあるんですが、サークルに入ることによって、普通では関わることのできない人たちと交流できる可能性が広がります。サークルというコミュニティは、大学内の様々な学部、学年の学生によって構成されます。「インカレサークル」と呼ばれるものもあり、こちらに至っては複数の大学の学生が所属するので、構成員の多様性はより高くなります。

このようにそれぞれ異なる学部、学年の人が入り混じって活動する場所に身を置くことによって、普段交流することが難しい立場の人たちと接する機会を得ることができるんです

 

さらに、サークルに入ることによってこれと関連して得られるメリットが、サークルの活動を通して円滑なコミュニケーションをとりやすくなることです。学部や学年が違ったりすると、やはり置かれている環境が違うので、始めに何を話していいか分からなくなりがちなんですよね。実際私も音楽系のサークルに入っていたのですが、同じパートの子たちは違う学部の人ばかりだったので何の話からしていいか分からず。しかし演奏の練習に一緒に取り組み始めれば、まずはその練習に関することから会話が生まれるわけです。そこから徐々にみんな打ち解け始め、たわいない話もできるようになる、という寸法ですよ。

状況にもよりますが、サークルに所属していれば、幽霊部員化したりよほど消極的な態度をとらない限りはそこで友人を作ることができる可能性が非常に高い。実際私は学部にはちゃんとした友達は一人もいなかったのですが、サークルに行けば仲良くしてくれる友人がたくさんいたのでそれで十分でした。居場所ができるというのもサークルに入るメリットと言えますね。

 

③積極的に取り組めば、社会に出てから必要な力を身に着けられる

 

私のサークルは、団体の運営もほとんど部員だけの力で行っていました。そのため部員それぞれにもサークル運営に必要な役割がそれぞれ割り当てられ、各自与えられた仕事をこなす、という形をとっていました。

私も自分の役割を果たそうと必死になってやっていたわけですが、たかがサークル、されどサークル。やはり一つの団体を運営していくというには、なかなかの手間や時間、そしてお金がかかるものです。ヒラの部員に過ぎなかった私でさえ結構苦労する場面が多かったので、要職についていた人たちはさぞかしハードな日々を送っていたことだと思います。

例えば、毎回の活動で部員の出欠を管理する役割の人がいるわけです。しかし無断欠席する人がいればその人は無断欠席した部員に直接連絡して確認をとらなければいけない。また、部費の集金を受け持つ人がいれば、なかなかお金を払ってくれない部員に何度も催促しなければいけなかったり。練習に必要な機材を運搬するのにも、毎回毎回シフトを組んで、シフトを守らない人がいれば他で連携をとって対処しなければいけなかったりと、大変なことは色々あるんです。

ただ、こういう仕事に文句を言いながらでも取り組んでいくうちに、例えば問題解決能力だとか、コミュニケーション能力だとか、リーダーシップ、何事にも動じない精神力なんかも勝手に身についていたりするものです。こういったところで身に着けた能力は、のちに卒業して社会に出た時にも必ず役に立つはず。

私個人としては、サークル活動を通して社会人として不可欠と言われる「報・連・相」の力が身についたな、と感じています。

 

 

サークルに入って悪かったこと

 

①自由に使える時間が減る

 

ATARIMAE☆

いやね、当たり前なんですよ、サークルに入ってやることが増えるなんてのは。

入ったサークルの活動頻度にもよるけど、確実に暇な時間は減るんです

 

私のサークルは活動頻度が高い部類に入るサークルだったんですが、それに加えて私は週に3回バイトもしていたので、平日は毎日学校に行って授業を受けて夜はサークルかバイト、土曜日もサークル、本当の休みは日曜だけ、という時期もあって、ひどいときには日曜もサークルの関係で潰れる、という時もありました。特に私は自分だけの時間がある程度ないとダメになってしまう人間なので、これがすごく嫌だった時がありました。サークルに入っていなかったらもっと自分のやりたいことをやりたいようにできたかも、とか思ったことも正直何回もありまして。自分でやりたいと思って入ったサークルなので矛盾してはいるんですけど。でも周りの部員を見ても結構そういうジレンマを抱えている子は多かったなあ。

バイトをしていなくても、理系で実験が詰まっていたりとか、勉強が大変だったりする子もいて、みんな他の学生生活との両立には苦労していましたね。

もちろん、大会にもバンバン出るようなところに入るか身内でまったり趣味を楽しむようなところに入るかで話は違うと思うんですが。

 

②お金がかかる

 

これまたサークルによって程度が異なるんですが、ほとんどの場合、サークル活動を行うにはお金が必要となります。額こそ違うものの、何かをするにはある程度の出費を覚悟しなければならないわけです。

 

私の経験に基づくものですが、サークル活動をするのに必要な費用は大きく分けて次のつ。

 

まず、その活動をするのに必要な道具を購入、メンテナンスするための費用

スポーツだったらウェアやシューズにラケット、ボール等。音楽なら楽器や楽譜ですね。他にも写真部ならカメラ、映画や文芸に関するサークルでも、本を買ったり映画を鑑賞したりと何かとお金がかかります。

 

次に、大会や発表会など、各種のイベントに出るのに必要な参加費

音楽や演劇の発表会をするなら会場を借りたり、宣伝をしたりするのに費用が掛かります。スポーツ系で大会に出るにしても、詳しくは知りませんがおそらく参加費等がかかるのではないですかね。

 

最後に、打ち上げや各種の飲み会、食事会など、サークル内での交流にかかる費用

これが見落としがちなんですが、多くのサークルではイベントが終わるごとに打ち上げなどを行います。まあ普通の飲み会なので、それ相応のお金がかかりますね。サークルによってこういった催しの頻度は違いますが、飲み会には参加しない場合を除いて、こういう部分にもお金がかかります。

また少し違う話かもしれませんが、合宿などを開催する部活やサークルであれば、そういった場合も想定しなければいけません。

 

大きく分けて以上のような感じなのですが、そのほかにも細々とかかる費用があると考えると、思ったよりお金がかかるんだなあ~って感想を持つ方が多いんじゃないですかね。

参考までに、私のサークルでは平均して月に1万円くらいはかかっていたんじゃないかと思います。これが高いか安いかは個人の経済力や価値観次第なんでしょうが、少なくとも私にとっては安い出費ではなかったですね。

 

 

まとめ:学生生活を満喫したければ、サークルに入るべき!

 

結論としては、これから大学生になる方にはぜひサークルに入ることをお勧めします!

ここまでサークルに入るメリットとデメリットについて書いてきたんですが、私としては総合すると、メリットの方が圧倒的に大きかったです。

たしかに、サークル活動にはお金もかかるし時間も必要だし、苦労することも多いです。実際私もバイトや勉強との両立に悩んだことは何回もあったし、お金がかかるのが嫌になったこともありました。でも、引退前の最後の発表会の最後の曲をみんなで号泣しながら演奏したときに、つらかったことや苦しかったことなど、マイナスの思い出は全部どこかへ消えていました。

そんなことよりも、サークルを通して仲良くなった仲間と一緒に頑張ったことやふざけ合ったこと、ちょっとした喧嘩や対立もあったけどそれも乗り越えて最後の舞台にたどり着いたことへの喜びの方がずっと大きくて、最後にはこのサークルに入ってよかった、という思いしか残りませんでした

 

もちろんこれは私のサークルに関する話であって、そのサークルの活動内容や内部の人間関係によって得られるものの大きさや性質は全く違うんだと思いますが、何度も書いたとおり、たくさんの人とコミュニケーションをとることができるというだけでも、サークルに入ることによる収穫はあると思うんです。

それに、サークルはあくまで趣味の範囲内であると私は思っていて、サークルに入るとそれが義務的に参加しなければいけないものになるかと言われるとそんなことはないと思うんですね。一度入部してから「なんか違うな」と思ったらやめればいいし、やりたくないことを無理に続ける必要もない。実際うちの妹も大学で所属していた部活を1年で辞めました。そうやってある意味気軽に始めて、気軽にやめられるのがサークルだと思うので、自由な時間の多い大学生のうちにやっておいて損はないんじゃないかと思います。

 

というわけで、読んでくださった方の中にもし、これから大学生になる方がいれば、無理のない範囲でサークル活動の方も楽しんでもらえればと思います!

どうか皆さんの学生生活が充実したものとなりますように。

 

長くなりましたが、春から大学生の方もそうでない方も、ここまで読んでくださってありがとうございました!

それではまたね。

 

 

 

サークルを卒業したので4年間を振り返る ①入部のきっかけ

 

 

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昨日の夜は、サークルの追い出しコンパに参加してきました。追い出しコンパっていうのは、大学を卒業する学年の部員をサークルからその名の通り「追い出す」コンパ。簡単に言えばお別れ会ですね。なんで「追い出す」なんて寂しい言い方するんだろう。節分のときの鬼じゃないんだから。

私たちの代がこの春卒業する学年なので、昨日追い出されてきました。寄せ書きの色紙やプレゼントなんかもらっちゃったり、サークルの卒業証書なんかも授与されちゃったりして。

私の所属していたサークルは、結構人数の多い大規模サークルだったので、飲み会も半端なく賑やかでした。ガヤガヤしすぎて普段から声の通りにくい私はおろか、比較的高めでクリアな声の子と話していても、たまに聞こえなくて聞き返したり顔を近づけたりしないと会話できないレベル。この春休みはバイトに行くか旅行に行くか家でダラダラするかの三択だったので、久しぶりにあんなにたくさんの人と接しました。私、大人数の飲み会って苦手で、行く前は結構憂鬱だったんですよ。声が通りにくいから単純に会話にパワーがいるし、気づいたら周りに人がいない、って状況になるのも嫌だし。でも実際に行ってみると楽しいんですよね、ああいう集まりって。普段そこまで話したことのなかった後輩とも話せて、卒業する前にいい思い出ができたな、と思います。

 

せっかく4年間在籍していたサークルなので(主体的に活動していたのは3年間ですが)、大学卒業前に振り返っておこうかな、と思います。

サークルに入るメリットデメリットなんかについても考えようと思うので、この春から大学生になる方のお役にも立てれば。

めちゃくちゃ長くなりそうなので、いくつかの記事に分けると思います。

 

サークルに入ったきっかけ

大学で音楽をやりたかった

 

osaten.hatenablog.com

↑ この記事に書いた高校時代の部活も音楽系だったんですが、私は小学校、中学校は飛ばして、高校、と今まで合計6年間音楽をやってきました。私がそれまでにやってきた音楽は、楽器だったり歌だったりとまあ様々なんですが、何にせよ音楽が好きなんです。曲を聴くのも好きだし、自分で演奏したり歌を歌うのも好きです。高校のときは自分の好きな曲をアカペラ用の楽譜に編曲したりもしてたなあ。だから、大学でも音楽を続けたいと思ったんです。

大学に入るとまず、多くの場合サークルや部活の新歓の洗礼を受けます。入学式や大学主催の説明会に行くたびに、会場の建物付近に新歓部隊が待ち構えていて、新入生が現れた瞬間にその新入生の周りに群がり、「ビラ配り攻撃」や「今日この後空いてる?攻撃」を仕掛けに行くというわけです。そこで攻撃をよけきれなかった、あるいはあえて攻撃を受けた新入生は、その部活あるいはサークルの新歓イベントに連行されていく、という仕組み。

私も例に漏れず、あるサークルの部隊に声を掛けられ、そのまま新歓のイベント会場へ連れていかれたわけです。そのサークルというのが、私が4年間所属したサークル。というのも、私が新歓イベントに行ったのは、そのサークルと別の体育会系サークル合わせて2回だけ。体育会系の方は正直最初からあまり入るつもりもなかったので、実際に入った音楽系サークルのイベントに一回だけ行って、「あ、ここいい感じじゃん」っていう軽いノリで決めてしまったという感じでした。

 

人見知りを克服したかった

音楽をやりたかったからそこに決めたというのももちろんなんですが、もう一つの理由が、そのサークルがとても人の多いサークルだったこと。

他の記事からもお察しの通り、私は人見知りなんですね。しかしいつまでも人見知りとは言っていられないので克服しなければならない。そう考えると、人の多いサークルに入って強制的にたくさんの人とコミュニケーションを取らなければならない状況に置かれに行くというのも一つの手ではないかと考えたわけです。

実際この人の多いサークルで4年間過ごしてみて、克服とまではいかなかったとしても、かなり人見知りを改善することができたと思います。少なくとも、人と円滑なコミュニケーションを取らなければならないような場に置かれれば何とか対処できるレベルには成長したかと!それだけでもなかなかサークルに入ったことによる実りはあったのではないかと思います。

考えてみると、同じ大学の他学部の人と関わりを持つ機会って意外とないんですよ。私自身について振り返ってみても、バイト先の数人ぐらい。しかもたまたまバイト先が自分の大学の近くだったからって話であって、そうでなければ同じ大学の人がバイト先にいることってそんなに無いんじゃないですかね。合コンに参加するような人であれば、他学部の人と知り合う機会もあるのかもしれないけど、合コンっていうのも特に私みたいな地味な世界に生きる大学生にとってはなじみの薄いものだったりします。

そう思うと、色々な学部の人と話すことができたという点でも、人の多いサークルに入ってよかったと思うんです。私は文系なので、理系の人が普段何をやっているかがまったく分からないんですよ。だから「研究室が大変だ」とか「実験のときはゴーグルをつけるんだよ」とか言う話を聞くと「へ~!」と感心するし、同じ文系の他学部ですら、「教育実習に行った」とか「ドイツ文学のこういうところが面白い」とか、知らない話をいっぱい聞くことができるのは、大学内のいろんな場所から人が集まるサークルという環境ならではだな、と思います。

大学4年間かけても自分一人で学べるのはせいぜい一つの学問の一分野ぐらいなんだから、自分と違うことを勉強している人から話を聞いて見方を広げるのも面白いな、と思います。

もちろん勉強以外のことについても言えますね。サークル活動の方針、進路のこと、趣味のこと、家族のことや恋愛のことなど、たくさん人がいればその人の数だけ違う経験や考え方があるので、多くの人と話せば話すほど、新しい発見も増えて人としての深みも増していくんじゃないかと思います。消極的な私でさえこれだけの気づきがあったんだから、まともにコミュニケーションをとれる人なら絶対の成長を見込めると思う。

 

次回に続きます!

家族旅行 〜あわら温泉、竜王アウトレット〜

 

 

先日、1泊2日で福井のあわら温泉へと家族旅行に行ってまいりました!

この春休みの旅行もこれで最後です!これから4月までの2週間は就職に向けて準備をせねばなるまい。

というわけで、旅行中のことをブログに残して最後の春休みの思い出を整理しておこうと思います~。

 

出発!

あわら温泉までは父の運転する車で向かいます。

お昼前に家を出たので、高速道路に乗る前に、地元の餃子の王将で腹ごしらえ。天津飯を食べました。天津飯大好き。東日本の天津飯は、上にかかってるあんがケチャップが入っていて酸っぱいらしいですね。茶色くて酸っぱくないちょっと甘いあんに慣れ親しんできたので、前ケンミンショーで見てびっくりしました。

 

食事を終え、高速に乗ってあわら温泉へGO!

 

 

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途中、養老SAや賤ケ岳SAに寄り道しました。サービスエリアっていいですよね。ソフトクリームとかかまぼこの天ぷらとか、正直どこでも食べられるんだけど、つい買っちゃうよね。しかし今回は夕食がバイキングなので、そこでお腹が空かないと困ると思い買い食いは我慢。

妹は養老SAの「コメダ謹製やわらかシロコッペ」というお店の小倉マーガリンコッペを食べていました。よく食べる奴だ。一口もらったんですが、名前の通り本当に柔らかくて美味しかったです。コメダ珈琲コッペパン専門店だそうです。名古屋駅にもあるみたいなので今度買いに行ってみようかな。

 

大江戸温泉物語 あわら

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芦原温泉 あわら | 大江戸温泉物語グループ【公式サイト】

こちらに宿泊しました。

 

16時ごろに到着して、夕食の席の予約は17時。

というわけで、食事の前にまずは一風呂浴びることにしました。母と妹はまだ入らなかったので、一人で大浴場へ。

露天風呂が岩風呂と檜風呂の2種類ありました。さらっとしていて長い間入っていられるお湯。まだ夕食時の前なせいか、お風呂は割と空いていました。最後の数分は岩風呂が私一人で貸し切り状態。また後でじっくり入ることにして、早めに大浴場を後にしました。

 

夕食バイキング

 

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 じゃん!

夕食はバイキング形式です!

バイキングってなかなか上手に盛り付けられないのよね。

さすが北陸、福井ということだけあって、色々な種類のお刺身がありました。

特に「マンダイ」っていう魚。マグロみたいな見た目で、食べてみると味もマグロだったので、マグロの仲間かなんかと思ったんですが、後で調べてみるとアカマンボウという魚の別名だそうで。体長2メートル前後にもなる大きい魚のようです。

お刺身のほかにも天ぷらやステーキなど、色々なお料理をいただきました。春フェア的なイベントをやっていて、桜風味のローストビーフや春野菜と桜海老のペペロンチーノなんかもあったりして、こちらも美味しかった~!

あと越前そばも食べ放題でした。美味しかったからおかわりしちゃった。

 

 

ご飯の後は部屋でのんびりしました。家族でトランプしたり、お酒飲みながらイッテQ見たり。就職したらこんな感じの家族旅行も今よりは行きにくくなるだろうなと思うと切ないですね。

 

朝風呂へ

朝の5時前に起きて、母、妹と朝イチでお風呂に。さすが清掃終わってすぐの早朝、お風呂はガラガラでした。露天風呂も貸し切り状態!雨が降っていたので、檜の露天風呂は屋根が無くて雨に濡れながらの入浴でしたが、肩から上は冷たい、肩から下は温かいっていうのが逆に丁度良かったかも?(笑)

やっぱり人と一緒に入るとお風呂はより楽しいですね。前日に一人で温泉入った時ももっと長い間入っていたかったんだけど、どうしてもやることないからある程度の時間で上がっちゃうんだよね。喋りながらならいつまででも入っていられる気がします。

お風呂上りはもちろん牛乳。脱衣所の入り口に小上りがあったので、座ってのんびり休憩しました。

 

朝食バイキング

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朝食もバイキングでした!

例によって写真が下手。

 

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こちらの鯛茶漬けが、この朝食バイキングの名物だそうです。名物というだけあって、こちらが絶品!鯛は脂がのってて、お出汁にその脂や旨味が溶け出して美味しかったです。ご飯の量も調節してもらえるので安心。こちらもおかわりしちゃいました。

 

他にもフレンチトーストやうどんなど、朝からボリューム満点でした。

 

 

三井アウトレットパーク 滋賀竜王

 

朝食を終えて身支度も済ませ、最後にお土産屋さんを覗いてから、宿を後にしました。

ここから2時間超かけて滋賀は竜王のアウトレットへ。

こちらは広すぎて全部見ていると日が暮れてしまうので、妹と一緒に気になるお店を巡っていくことにしました。

アウトレットのいいところ、それは、OLIVE des OLIVEがあるところ!ずっと好きなブランドだったんですが、最近名古屋の近鉄パッセにあった店舗がなくなってから、行ける範囲に無くなってしまったのです。私はネット通販も利用しないことにしているので、本当にOLIVE des OLIVEの服を手に入れる手段が断たれてしまった。

しかし!アウトレットに来ればだいたいある。

カーキと黒のギンガムチェックリバーシブルスカートを買いました。わーい。

 

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あと、抹茶館というお店で抹茶スイーツをいただきました。抹茶ティラミスと抹茶クレープ。

ティラミスの方はテレビやネットで見たことがあったので実物を見たときはテンション上がりました。京都の方ではこれを食べるのに行列に並ばなければいけないみたいですよ。

クレープは抹茶黒蜜きな粉白玉。あんことクリームまで入ってこれだけでお腹いっぱいになるぐらいボリューム感のあるクレープでした。あと抹茶味のクレープ生地ももちもちで美味しかった。

MACCHA HOUSE抹茶館

 

 

 

アウトレット散策も終わり、この後は弾丸で去年長久手にオープンしたIKEAに行ったんですが、その時の話はまた別の記事に分けます。

学生のうちでは最後の家族旅行、そして最後の旅行でした。最後にいい思い出ができました!春から仕事頑張るぞ!

 

それではまたね。

 

夢を見た

 

 

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怖い夢を見た。

悪夢だった。目が覚めると少し泣いていた。

 

詳細な夢の内容は忘れてしまったが、簡単に言えば、私が何も考えずにやったことが実はやってはいけないことで、そのことで母と妹に非難されるという夢だった。

夢の中で私は、母と妹に叱責されながらもなぜ自分がそうやって責められているのかが分からなかった。悪いことをしたという認識がまったくもって無かった。納得できない理由で非難されている状況に耐えられず、私は二人に対して反論した。すると、「どうしてそう強情なんだ」「そういうところがいけないんだ」とさらに糾弾されてしまった。反論は無駄に終わった。むしろ状況を悪化させただけだった。

こうなるともう自分に非を認めるしかなかった。自分が悪いことをした意識もないのに、ひたすら二人に対して謝っていた。

謝り続けて、頭の中が「自分はダメな人間なんだ」という考えで満たされたところで目が覚めた。

 

瞼をこじ開けると、外はもう明るくなっていた。

目尻ににじんだ水滴を拭き取り、もう一度眠りにつこうとした。見たばかりの悪夢を早いところ記憶の中から消し去ってしまいたかった。

しかし、いつまでも意識ははっきりしたままだった。むしろ、やらない方が良いことは分かっているのに、さっきの夢の内容を脳内で繰り返し再生してしまう。リピートを重ねるごとに、自分を卑下する思いがどんどん募っていった。

無意識のうちに人を怒らせたり傷つけたりしてしまう自分が、自分の思っていることさえ満足に伝えられない自分が、たいしたことない夢のせいでどうしようもない自己嫌悪を募らせてしまう自分が、嫌で嫌でたまらなかった。自分が嫌な自分が、嫌だった。

 

そして何より、夢の中とは言え、自分の大好きな人たちに自分の話をまともに聞いてもらえなかったことが悲しかった。

私にとって家族は、ダメな自分のことを受け入れてくれる数少ない存在だ。それだけ私にとって大切な家族にさえ、ついに私は見捨てられてしまったのだと、夢の中の私は感じたのだろう。そして夢から覚めた私は、今の私を受け止めてくれる人たちも、ちょっとしたことで自分から離れていってしまうのではないかと不安になった。

 

私は、人から見捨てられるのが怖い。人に嫌われるのが怖い。

こんなことを考えているから、まともな人間関係を築くことができないんだということは分かっている。それでも、大好きな人たちを失うのが怖くてうまく自分を表現することができない。

こんな性格のままで、これから社会に出てやっていけるのだろうかと思うと、自分の将来がまったく見えなくて余計に不安が募る。

 

そんなことを考えながら布団の上で起き上がっていたら、ちょうど近くにいた母が心配そうに私に声をかけた。休みに入ってからは、毎日昼前になってからようやく布団から起きだしていた私が明け方に起きていることを疑問に思ったのだろう。

「大丈夫?」と聞かれたので「大丈夫」と答えた。

大丈夫か大丈夫じゃないかと聞かれれば、自分はどちらかと言えば大丈夫だと思った。

 

大丈夫。

私は大丈夫だ。

根拠はないけれど大丈夫。そう思っていないと未来に絶望してしまいそうだ。

薄明るい部屋の中、もう一度目を閉じた。今度は怖い夢を見なかった。

 

 

伊勢・鳥羽旅行記 ~鳥羽水族館、お伊勢参りなど~

 

 

こんにちは、魚住です!

明日からまた1泊2日の家族旅行であわら温泉に行くので、その前に2月末の旅行のレポを残しておこうと思います。

 

2月31日と3月1日の1泊2日、ゼミの旅行で鳥羽と伊勢に行ってまいりました。

旅先で撮った写真とともに、順を追って見たものや感想を書いていきます~。

 

試験的にあんまり意味もなく目次をつけてみましたよ。

 

 

1日目 鳥羽水族館と温泉

鳥羽に到着!~昼食

名古屋駅からJRの電車に揺られること2時間強、鳥羽駅に到着しました!イェーイ!

 

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お昼ご飯は鳥羽駅近くの「ふるさと館」というお食事処へ。

貝の盛り合わせ定食をいただきました。4種類の貝を焼きたてで。ホタテ、アッパ貝、サザエ、大アサリ。定食についてるお味噌汁はなんと伊勢海老入り!エビの出汁が出て美味しかった~!

 

 

いざ、鳥羽水族館

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昼食覆えて今度は、今回の旅行の(個人的)メインイベント、鳥羽水族館へ!ここに来るのはもう5年ぶりくらいだったかなあ。

こちらの水族館にはなんとジュゴンがいるんですねえ~。全国の水族館でジュゴンを飼育しているのは鳥羽水族館だけなんですよ。

 

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あんまりいい写真撮れなかったんだよなあ。思いっきり背中向けてるよ(笑)さすが人魚伝説のモデルとなっただけあって、実に優雅な泳ぎ方。まったりなオーラに癒されました。

 

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カピバラさん、カメさん、カブトガニ、オウムガイ、コンペイトウ(ちっちゃくて丸くてかわいい深海魚)

相変わらずニッチな生き物ばかり写真撮ってるわ、私。

 

自称水族館愛好家の魚住の見解としてはですね、鳥羽水族館はとても広くてですね、見るところがたくさんあるのです。あと、私の個人的な水族館評価ポイントが、館内に入ってすぐに大きい水槽があることなんですが、ここはばっちりクリアしてますね。入った瞬間に大水槽がパンッと目に入るとテンション上がるんだよね~!視界の大部分が青で占められるあの瞬間が大好きなんです。

あと、それぞれの展示室が小部屋として独立していて、館内を貫く大きな通路から好きな順番で見られるというのもポイント高し。あの魚もう1回見たいから最後に寄っとこう、とかできて自由度が高いからね。

はい、上から目線の水族館批評でした~(笑)

 

人生初の焼き牡蠣

海の生き物たちのかわいらしい姿に元気をもらい、水族館を後にした後は、鳥羽駅に戻る道にある飲み屋さん?へ。あとでお店の名前を調べたところ、「水沼さざゑ店」というよう。小ぢんまりとしたアットホームなお店でした。

 

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 こちらで私は人生初の焼き牡蠣をいただきました!牡蠣も食わず嫌いとかなんやかんやあってずっと食べたことがなかったんですよね。みんなで席に座って先に注文したウーロン茶を飲みながら待っていると、背後で「パン!」という爆発音が!何かと思って振り向いたら、網の上で焼いている牡蠣の殻が開いた音でした。こんな大きい音するんだね。

恐る恐る食べてみると、これがめちゃくちゃ美味しい!貝の旨味というんですかね、そういった類のものが一粒の牡蠣にギュッと詰まっていました。味付けはしいていない素焼きなのに塩味がして不思議だったんですが、海水で味がつくそうです。なるほど。

日本酒も一口だけ頂いたりしちゃってまさに旅行!という気分。「而今」という銘柄の結構いいお酒だったみたい。こんな昼間からお酒が飲めるのなんて旅先ならではですね。

 

 

宿に到着~ご飯と温泉

鳥羽駅から宇治山田駅に移動し、近くの公共施設で今年度最後のゼミをしました。私が丸一日かけて作成した英語論文の日本語訳をひたすら読む。3年間やっただけあって、始めの頃よりだいぶ、論文講読に必要な英語力は身についたはず!まあ英語が読めるだけであって、話す、書くの能力はまだまだなんですが。

 

ゼミ終了後、駅発着の送迎バスの乗ってその日泊まる宿へ。

こちらに宿泊しました!

伊勢かぐらばリゾート千の杜|【記念日の宿】海栄旅館RYOKANS

 

宿についてさっそく夕食。ボリューム満点の懐石料理でした!

 

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この写真のほかにも炊き込みご飯や天ぷら、小田巻蒸し(うどんの入った茶碗蒸しのことだそう)など、食べきれないぐらいの量のお料理が!

 

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伊勢海老とアワビの焼きものまで!

しかもデザートに至ってはバイキング形式だというんだからビックリ。

早くも胃の能力が衰えてきている私にはなかなか食べきるのも大変なぐらい、大満足の夕食でした(笑)

 

その後はお風呂へ。檜の露天風呂が温泉になっていて、入った瞬間から肌がツルッツルになりました。温泉ってすごい。平日の宿泊だったからか、なぜかお風呂も空いていて、露天風呂はほぼ貸し切り状態でした。

 

2日目 お伊勢参りと松坂観光

伊勢神宮を参拝

2日目のスタートはお伊勢参りから!大学2年生の時にも行ったので、約3年ぶりですかね。

伊勢神宮に行く前に近くのお土産屋さんが荷物を預かってくださるというのでお言葉に甘えたのですが、残念なことにここでスマホを預けたカバンの中に入れっぱなしにしてしまったのです。そのせいでここからしばらく写真を撮れなくなってしまいました。八兵衛八兵衛。(←意味が分からない方はYoutubeタイムマシーン3号のネタを漁ってみてください。)

 

例の大きな橋を渡って伊勢神宮の敷地内へ。手水舎で身を清めて、いざ参拝です。

前日の夜に大雨が降ったこともあり、川が増水していて注意書きが書いてありました。

神社仏閣については知識不足でよくわからないのですが、それでもあの空間にいるとなんだかオーラのようなものを感じます。あと、すごく自然が豊か。木々が生い茂って、ベタな表現ではありますが、ジブリ作品に出てくる森、って感じ。ただ、その弊害と言っていいものか分かりませんが、空気中に細かい粒のようなものが舞うのが見えるんですよね、あれはおそらく花粉でしたね。「あ~花粉って目に見えるんだ~」って改めて思い知らされました(笑)

 

赤福本店で朔日餅をいただく

伊勢参りを終えて、神宮の外に出て外の街並みをぶらり。

それはそうと、この日は3月1日。月初めの日にお伊勢さんに来てしなければいけないことといえばこれ!

www.akafuku.co.jp

そう、朔日餅(ついたちもち)

赤福のお店が毎月1日にいつもとは違うスペシャルなお餅を販売するのです。

私知らなかったんですが、朔日餅って毎月違うんですね。今回私達が食べた3月の朔日餅よもぎ餅。綺麗な緑色のおもちの中に粒あんがぎっしり。私はあんまり粒あんは得意ではないんですが、この粒あんはとっても美味しく食べられました。セットでつくお茶も、朔日餅のときは特別仕様。しかもこちらも毎月変わります。今回のよもぎ餅とセットだったのはあられ茶。綺麗な小さいあられがいっぱい浮かんでて目にも美しく食感も楽しい一品でした。

写真を撮れなかったのが悔しいので、公式HPのリンクを貼りました。よもぎ餅本当に緑で綺麗なので写真だけでも見て!(笑)

 

お土産用の赤福も購入し、お店を出た後は、おかげ横丁を散策。ああいう風情のある街並みはずっと歩いていられますね。この日は風が強かったんだけど、気温的にはすごく過ごしやすい一日でした。

 

お昼は焼肉

この日の昼食は豪華に焼き肉!「宮本屋」というお店に行きました。

例によって私は自分では焼かずにずっと人に焼けたのを取り分けてもらってました。だってお肉焼くの難しいんだもん。

 

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 肉!!

しかもこちらは松阪牛!サンカクという部位で、油が少なめで柔らかくてめちゃくちゃ美味しかった~!

前日と同様、昼からビールやマッコリまでご馳走になって非常に贅沢なランチでした。

 

宮本屋
〒515-0018 三重県松阪市京町一区26-1
3,000円(平均)1,500円(ランチ平均)

 

松阪の街をのんびり散歩

この旅行の最後のイベント、松阪観光です。松阪駅の周辺には歩いていける距離に歴史にまつわる観光スポットがいくつかあるようで、そこを訪れました。

 

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松阪商人の館へ。

こちらは小津清左衛門という江戸時代の商人の住んでいた家だそうです。調べたところ、小津清左衛門は紙や木綿を扱っていた商人で、当時の長者番付においてもなかなか高い地位にいたようです。

さすが江戸時代のお金持ち、家の一角にある中庭が絶景でした。3月なのでお雛様も飾ってありましたよ。

 

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こちらは歴史民俗資料館にて。

松阪城址が街の中で小高い山になっていて、その中腹にこちらの建物があるので、たどり着くまで上り坂で一苦労でした。運動不足だな(笑)

 ここも先ほどと同様、松阪の商人に関する資料が多く展示されていました。松阪は商業で栄えた町なんですね~。

 

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最後は本居宣長記念館へ。

古事記伝』を著した江戸時代の国学者本居宣長の作品や遺品、また本居宣長が住んでいた「鈴屋」を見ることができます。

宣長は毎日医者としての仕事を終えてから、夜はお弟子さんたちに勉強を教え、それが終わってから自分の勉強をしていたそうです。それと同じとまではいかないまでも、私も宣長を見習って、たくさんの知識を身に着けていきたいと思いますね。

 

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松阪の石畳の綺麗な街並みに別れを告げて、帰路につきます。最後のゼミ旅行、楽しかったなあ。

 

 

 

今回の伊勢・鳥羽旅行記は以上になります。読んでくださってありがとうございました!

明日からまた旅行に行くので、帰ってきたら早いうちにレポを書こうと思います。

 

それではまたね。

大学生活最後のバイトを終えて、考えたこと

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今回のブログは昨日の夜書いたものを翌日になってから更新したものです~。

 

 

ついさっきバイトの最後の出勤を終えて、今は帰りの電車に乗りながらこのブログを書いています。LINEのグループトークにも別れの挨拶を書き込んで退会し、もうこれで本当にさようなら。かれこれ3年間も勤めた大好きなバイト先だったので、寂しさに包まれています。

最後の方になると、「ああ、値下げのシール貼るのもこれで最後か」「フロアの掃除もこれで最後」ってなってきて寂しいったらありゃしないの(笑)

 

私がアルバイトをしていたお店は、飲食業と販売業の中間のような店。つまりは食べ物を売るアルバイトをしていました。その前は地元の居酒屋でアルバイトをしていたんですが、なんやかんやあって(後述します)、半年ちょっとでそこは辞めてしまったんですよね。その後に始めたのが今のバイト。といっても最後の出勤が終わった今となっては過去のバイトか。

もともと大学卒業までそこでのバイトを続けるつもりで入りはしたんですが、それでもまさか3年とちょっとも続くとは思っていなかったというのが本当のところ。3年以上もいた職場なので色々なことがありました。楽しいことや嬉しいこともあったし、辛いことも確かにあった。このバイトをすることで学んだこともいっぱいありました。

最後の出勤を終えて、バイト先での今までの出来事を覚えている今のうちに、このアルバイトから教えてもらったことを書き留めておくことにします。

今日は柄にもなく見出しなんか使っちゃったりして。いつもはあんまり装飾しないからね、このブログ。

 

 働くことにおいて最も大切な要素は、職場での人間関係だ

この記事の初めの方で、私は今のバイトの前に居酒屋でバイトをしていたと書きました。そしてその居酒屋のバイトは半年とちょっとで辞めました。辞めた理由は、簡単に言えばそこでの人間関係が苦痛だったこと。というか、どうしても自分の性格と合わない人が数人いたんです。

何もない時は、その人たちも私に対して普通に接してくれるんです。居酒屋なのでというのは偏見ですが、そのお店の人たちは全体的に見て「イケイケ」な感じの見た目、話し方の人が多かったように感じます。その中で、大学に入りたてで黒髪、メイクも薄めで、性格も控えめで、内実ともに地味な私は明らかに浮いていたように思います。それでも、その「イケイケ」な数人の人たちは地味な私に対してもそれなりに普通に接してくれていました。私と彼ら、彼女らとの間で会話が盛り上がることはないにせよ、無視されるとか適当にあしらわれる様なことは基本的にはなかったんです。

ただ、仕事が忙しい時になると話は別です。居酒屋なので、金曜日と土曜日は予約も大量に入って忙しいったらありゃしない。そうなると私がその時恐れていた数人の人たちは一気に気性が荒くなるようでした。お酒や料理を運ぶお盆を置く時に音を立てたり、私の他、年下のバイトを鬱陶しがったり、仕事ぶりに文句をつけて来たり。私はトロかったので、怒られても当たり前かも知れませんが、普通に仕事をしている他の子達も同じように怒鳴られたりしていたので、ちょっとこれは理不尽なんじゃないかと思ったり。それにいくら私の仕事がとろいからと言っても、流石にそこまで言わなくても…と思うような勢いで怒られることもあったので、毎回バイトに行くのが憂鬱でした。

というわけで、ここでバイトをずっと続けていくのは無理だなあと感じてやめさせて頂いたわけです。私のコミュ力と忍耐力が足りなかったといえばそれまでなんですが、いつかは辞めるであろうアルバイトのために自分の根本の性格まで変えようとは思えなかったので。

 

そして次に始めたのが、ちょうど今日、最後の出勤を終えた食べ物屋さんのバイト。こちらは前の居酒屋とは打って変わって、私のお母さん、おばあさん世代のパートさんがたくさん働いていらっしゃいました。大学の近くなので、大学生のバイトもそれなりにいるバイト先でした。

最初の方は何やっていいか分かんなくておろおろしてたらパートさんに叱られる、みたいなこともちょくちょくあったんですが、それも最初だけで、仕事を覚えて慣れてくると、度々お菓子とかをくれたり、すごく優しくしてくれるのでした。というか、パートさんたちの優しさに気づけるようになったんですね。大学生のバイトの人たちも、穏やかな人が多くて安心したのを覚えています。先輩は仕事を教えてくれるし、後輩は慕ってくれる。傍から見たら当たり前のことかもしれないけど、その当たり前がすごくありがたかったなあ。

 

苦手な人がいて、それが嫌で半年で辞めてしまった居酒屋バイトと、いい人に囲まれて3年ちょい続けられた今のバイト。それだけが要因ではないと思うけど、職場の人間関係の良し悪しがそのまま働きやすさに繋がった部分は絶対にあると思うわけです。(仕事内容の向き不向きもあると思うけどね。ビールジョッキは一気にたくさん持てなかったけど、レジ打ちは得意だった。)

 

もちろん、苦手な人がいるから辞めようっていうのは後先考える必要の無い学生時代のバイトだけに適用できることで、社会人になったときにはその職場の人間関係が苦痛だから辞めるっていうのはそう簡単にできることではないんだと思います。でも、ある程度キャリアを重ねて、自分が職場の雰囲気を作る側になったときに、その場の人間関係が仕事の出来に直結するってことを念頭に置いておきたいと思うのです。例えば、後輩ができて自分が仕事を教える立場に回った時。後輩が思うように仕事をしてくれなくても、とりあえず叱るのではなく親身になって相談に乗りながら一緒に成長を目指していけるような、そんな先輩、上司になりたい。

居酒屋のバイトの時は、もちろん私に優しくしてくれる、いい人もちゃんといたんです。むしろそういう人の方が多かった。でも、その中に苦手な人が一人いるだけで憂鬱な気分になってしまっていたんです。でも、その逆だってあると思うんです。つまり、嫌なことがあったり、苦手な人がいる職場でも、たった一人親身になって守ってくれる人がいるだけで、頑張ろうって思えるかもしれない。そうやって、弱ってる誰かを守れるような存在に自分がなれたらいいな、と思う。

 

就活のためにも、大学生のうちにアルバイトをするべきだ

これは私の個人的な意見に過ぎないので、あまり鵜呑みにはしないでほしいんですけど、アルバイトで得た経験はほぼ確実に就職活動の時に役に立ちます。

就活の際は、面接を受ける時やエントリーシートを書く時に大学時代にした活動について聞かれる事だと思います。サークルやアルバイト、習い事やボランティア活動など、それに対する答え方は様々でしょう。その中でも、サークルやボランティアと違って、アルバイトという活動には金銭が発生します。労働の対価として金銭を受け取る。こう言ってしまえば事務的な事実ですが、これは大学(あるいは高校、専門学校)を卒業してから社会に出て働く時のための下準備とも言えるのではないでしょうか。

確かに、円滑な人間関係を築く能力や、リーダーシップをとる能力は、サークル活動やボランティアでも鍛えられると思うし、その経験を語ることでアピールできると思うんです。でも、どうしても内部社会で様々な関係が終止してしまっている気がする。アルバイトも人間関係という面では内輪に留まるのかもしれませんが、金銭を介して外部社会とも繋がっているという印象は拭えないように思えます。

それに、本当にこれは私の偏見なんですが、企業の人事の立場に立った時に、私ならアルバイト経験のない人よりは自分の力でお金を稼いだ経験のある人を採用したいと思うかなって。私なら、ですよ?

もちろん、勉強やサークルで忙しくてバイトをする時間がなかったって場合は別ですよ。でも、アルバイトをすることで、お金を稼ぐために引き換えに仕事をするっていう考え方は、いずれ社会に出ることを見据えるのなら絶対に身につけておくべき考え方だと思うんです。職種は伏せますが、実際私が昨年受けたいくつかの面接でされた質問の中でも、アルバイトに関するものが多かったように感じます。

あと、バイトをすれば一部の業種を除いてかなりの高確率で人と接することになると思うので、誰でもコミュ力を鍛えるための場をゲットできます。あ、でもブラックバイトは細かいこと考えずに速やかに辞めた方がいいですね。

 

自分は人見知りだけど、本当は人と接するのが好きだ

これに関しては完全に私事ですね。

私は今のバイト先で接客をするのが本当に好きでした。私のバイト先では2つのポジションがあって、片方は店頭でレジ打ちや接客、もう片方は厨房の中で商品の製造や清掃、って感じで、シフトの入った日はそのどちらかに専念する形だったんですね。その中でも私はもっぱら店頭に出て接客するのが好きでした。自分の作った商品が売れてどんどんなくなっていくのを見るのも楽しいんだけど、やっぱりお客さんの顔を見ながらレジ打ちしたり、お客さんの要望に応えて「ありがとう」って言われることの方がずっと楽しかった。なんかその方が、「誰かの役に立ててる」ってはっきりと感じられるんでしょうね。自分のサポートによってお客さんの欲しいものが見つかったりするのが嬉しくて嬉しくて。

 

一時期、掛け持ちのバイトを探したことがあったんです。結局掛け持ちはすることなく今のバイト一本でここまできたのですが。その時も、情報誌を見ながらチェックをつけるのは接客業ばかりなんですよ。正直そのことには自分でもびっくりしましてね。

私は内気で人見知りな性格で、友達もあまり多い方ではないんです。初対面の人と話すのも苦手だし、誰かと二人きりになるとなかなか会話が続かない。だから、私は人と関わるよりひとりでいることの方が好きだと思い込んでいたんですよね。

でも、今のバイトを通して私は本当は人と関わるのが好きなんだってことに気づくことができました。もちろん、好きだからといって人付き合いが得意なわけではありません。会話をつなぐのは下手だし、自分から誰かに話しかけるのはすごく苦手。でも、誰かと一緒にいることは私は好きなんだな、と思います。

よくよく考えてみれば、私は典型的な「一人じゃ生きていけないタイプの人間」だと思うんです。自分が、自分一人の力でしっかり根を張って生きているイメージができないんですよね。それじゃいけないとは思うんですが、誰かと支え合いながら生きていきたいっていうのはいつも心のどこかにあるんです。っていうのを、この間焼肉を食べに行ったときに思いました。思えば私は肉を自分で焼かないんですよね。人に焼いてもらって、取り皿に置いてもらって、「わ〜いありがとう〜」と言って食べる。なんて世話のかかるやつなんでしょう(笑)でもそれが私なんだと思うので、あんまり直す気はありません。あ、親しい人といる時の話ですよ!

 

ともかく、自分が人と関わるのが好きだということがわかっただけで、今のバイトをしていてよかったな、と思います。そのことを知っているだけで、付き合いの輪を広げることに積極的になれるような気がするんです。

 

 

 

最後の出勤を終えて考えたことは以上です。

いやー本当にいい人ばっかりで素敵なバイト先だったなあ。

今度制服を返しに行きがてら、今週末の家族旅行のお土産を持って行こうっと。

 

それではまたね。

将来のこと、やりたいこと

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今日の午前中に妹と月曜から夜ふかしの録画を見てたんですよ。そしたら「お年寄りのマイブームを聞いてみた」みたいな企画をやってたんですね。おじいちゃんおばあちゃんが歌を歌ったり、競馬に勤しんだり色々な趣味を楽しんでいるわけです。

それを見ながら、妹が私にこう聞いたんです。「カヲルは老後何したい?」って。

とりあえずその場では、「うーん、旅行に行きたいな。あと若いうちにピアノを始めてそれを続けたい」って答えたんです。でも、よくよく考えてみると老後の設計なんて全くしてないな、ってことに気がつきまして。

そりゃあ当たり前なんですよ。だって5年後に自分が何をしているかさえ分からないんだもの。そんな近い将来のビジョンさえ私にはないのに、老後にやりたいことなんて全く考えたことがなかった。

 

だから、老後のことを考える前に、これから私がどうやって生きていきたいのか考えなきゃいけないな、と思ったんです。

これから私がやりたいこと、それを考える上で一番メインの問題になってくるのが、仕事のことだと思うんです。大学を卒業してから、生活の一番大きな部分を占めるのは働くことだと思うので。

私は今大学4年生でもう就職先が決まっており、卒業後の進路が一つの道に定まっています。大学2年生の頃からその職場で働きたいと思っていて、幸運にもそこへ就職するという目標を叶えることが出来たにも関わらず、今になってから「もしかして私が本当にやりたいことはこれじゃなかったんじゃないか?」って思ってしまうんです。この間の高校時代の友人と飲みに行ったときのブログでも同じようなことを書いたんですが、これは無いものねだりのようなものなんですかね?片思いの相手と付き合う前のやり取りはすごく楽しいのに、いざ両思いになって相手が自分のものになってしまうとそれまでの情熱がなくなって魅力を感じなくなってしまうような、そんな感情に近い贅沢な悩みなのかもしれない。だから、いざその職場で働き始めればそんな悩みなんて忘れて目の前にある仕事に必死になれるかもしれないとも思う。でも、もし本当にこの道が自分のやりたいこととは違う道だったとしたら、それが定年までの間ずっと、自分の生活の中心に君臨することになる。そんな歯痒い生活に耐えられるのか?そう思うと、なんだか落ち着かないんですよね。ここ最近。

 

 

osaten.hatenablog.com

 

 

それから、結婚後の問題についても色々考えるんです。今の恋人とは数年後の結婚を約束しています。彼の方が後に社会人になるので、彼がどこでどんな仕事に就くのかも当然まだ分かりません。就職先の都合上、私は今住んでいる土地を大きく離れるようなことがあれば、この春から務めるであろう職場を辞めなければいけません。結婚の予定がおそらくこれから3,4年後。ということは、結構な確率で私は務め始めて5年もしないうちにその仕事を辞めることになる。そのことに気がついたのが、半年ほど前です。

最近までは、働き始めてすぐ辞めなきゃいけないなんてちょっと悔しいなあ、なんて思ってたんです。それが自分がやりたくて手に入れた仕事だと思ってたから。

でも、今はちょっと考えが変わってきまして。結婚して引越しをすることになれば、私はこの春からの職場をやめるでしょう。そして、新しい土地で新しい仕事を探すことになる。もしその時に、私が本当にやりたいことは何かを私が見つけられていたとしたら、そこから新しいスタートを切ることが出来るんじゃないかと思うんです。プライベートのことを忘れてバリバリ働きたい女性にとって、「妻」や「母」という立場はその人の行動を縛る足枷になってしまうと思います。でも、別の視点で見れば、新しく何かを始めたいと思う女性にとって、それらの肩書きは強い見方にもなりうると思うんです。パートナーの稼ぎがある程度しっかりしていて、その収入でなんとか家族が生活をしていけるくらいの余裕があるとしましょう。そしたら、妻が新しい仕事を始めたいと思った時に、それが多少お金の稼げる見込みの薄いものである場合や、失敗する可能性が高いものである場合に、それでも夢に向かって行動することが許されやすいんじゃないでしょうか。もちろんパートナーの同意を得るのが簡単ではない場合も多いと思うし、家事や、子どもがいるのであれば子育てとの両立も生半可な気持ちではできないと思いますが。それでも、既婚者という肩書きは、若くなくなってから夢を持つようになった女性にとって、一定の担保となりうるようにも思うんです。

 

ここで私自身の話に戻るんですが、最近、「自分のやりたいことはもしかしたらこれかもしれない」と思うようになったことがありまして。それが、文章を書くことです。何らかの形で文章と関わりながら生きていけたら楽しいだろうなって最近思うんです。

ブログを書き始めたことは、もちろん理由の一つとしてあります。すっかり忘れていたんですが、このブログも早くも開設から1ヶ月を迎えました。ブログを継続的に書くことで自分に自信をつけたい、というのがブログを始めた目的というかきっかけだったんですが、今ではその動機もほとんど忘れかけていて、純粋に文章を書くのを楽しむことが出来ています。自分の思ったこと、考えたことを文字にして表現することで自分がこんなことを考えていたんだ、というのも分かるようになるし、それがブログとして形になることである種の達成感も得られています。それに、私が思いのままを書き綴ったブログを読んでくださる方がいらっしゃって、しかも読者になってくださったり、星をつけてくださったり。自分の話をこういう形で誰かに聞いてもらえるということが、こんなに嬉しいことなんだなって実感しています。本当に読んでくださってありがとうございます。

それに、もともと文章というものが好きなのもあります。本を読むのが好きで、子どもの頃から小説をよく読んでいました。最近、というか大学生になってからでしょうか、色々な人のブログ、エッセイやインタビュー、学術論文なんかも読むようになって色々な文章に触れて、「文章というものは本当に面白い!」と思うようになりました。だって、誰もが同じ文字と同じ言語を前提条件として与えられているのに、できあがる文章は内容はもちろん、そこににじみ出る個性も全く違うんです。これって本当に不思議なことだな、と思って。言ってしまえば文字の羅列なんですよ、文章なんて。でも、時にその羅列が人を爆笑させたり、涙を落とさせたり、その人の宝物になったりする。文章というものには無限のロマンが秘められていると私は思うのです。

だから、私は文章を書くのも読むのも大好きです。そんな大好きなものと、仕事を通して関わっていけたらなんて素敵だろう。

これまでは、どこか諦めていたところがあったんです。小説家になるにも、ライターになるにも、生まれつきの才能と運がないといけないんだろうって。そう言いながら、何だかんだ努力することを避けていたんだろうな、と思います。でも、これから挑戦できるチャンスが私には残されているのかもしれない。

文章と関わりながら生きてい期待ということについては、恋人にはまだ言っていません。ブログをやっていることも秘密にしているのでね。それに、そのことについてはまだ「これが私の夢だ」と言える程度には自信を持てていません。でも、自信を持って「私は文章が好き!」と言えるようになったら、彼にも伝えたいな。

 

月曜から夜ふかしからこんな話に発展してしまった。書いてるうちにどんどん書きたいことを思いつくのもまた、文章というものの面白いところですね。

 

それではまたね。