おさかな天国

今はただ、前へ泳ごう。

IKEAに行った

 

 

先日の家族旅行の帰りがけに長久手IKEAに行ったんですよ。初めてのIKEAです。

 

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 ↑ この時の帰り。

 

IKEAって言ったらあれですよ、北欧のコスパのいい家具屋さんですよ。っていう認識があってるのかどうかは分かんないけど、そういうイメージだけ持って人生初IKEAに乗り込んだわけですよ。

 

東海地方初出店のIKEAがなんと長久手にあるんですね~。

外観の写真撮りたかったんですけど、天気が悪くて暗かったのでよく映らなくて諦めました。しかしさすが国内最大級の売り場面積を誇るだけあって、外から見ても超巨大。「ドーン!!」とか「ババーン!」とかいう効果音が良く似合う感じの威圧感。いい意味の方の威圧感。

 

1階の入り口から店内に入ります。

 

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さすがIKEA、「倉庫をそのままお店にしました!」という感じで、天井は高くて、上を見上げると配線と言いますか、そういう機械的なものが丸見えです。床もコンクリート打ちっぱなしっていうんですかね、そんな感じの無機質さ。それなのになんだかおしゃれな雰囲気に溢れているあたりが北欧パワーのなせる業なんですかね。

 

買物はそっちのけでとりあえずビストロと呼ばれるカフェテリア的なスペースへ。

食券を購入してから店員さんにそれを渡して食べ物と変えてもらうんですが、これがまた安いこと!

 

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ホットドッグはドリンクバーとセットで150円。

シンプルなお味で美味しかったです。コストコのホットドッグもそうだけど、マスタードとオニオンは苦手なのでかけない主義。子ども舌なんです。潔く(?)ケチャップだけかける。

 

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ドリンクバーを注文するとこういう北欧っぽい柄の小さめの紙コップを渡されます。

コーヒーとソフトドリンクが飲み放題。いろんな味のスパークリングウォーターがあって面白かったです。

「スパークリングウォーター リンゴンベリー」って書いてある飲み物があって、お父さんがそれ飲んでたんですけど、「これリンゴ味だって!」と言い張ってました。うちの父の視界には「ンベリー」の4文字は入っていなかったのでしょう。

 

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ソフトクリームに至っては50円!

小さめですが、ミルクが濃厚で美味しかった~。

このね、ソフトクリームの先っちょがくるんって丸まってるのが好きなんですよ。ソフトクリームのあるべき姿だと思いませんか。

 

 

小腹を満たしたところでやっとこさ家具売り場へ~。

物珍しさでIKEAに行きたいとは思っていたものの、実家暮らしでしばらくは一人暮らしの予定もないので、そんなに家具を見てもな~と思ってたんです。実際に行くまでは。

しかしですよ、これが面白いのなんの!IKEAは家具のテーマパークなわけですよ!

何が面白いって、売り場の至る所にショールーム的なスペースが作られているんです。スペースごとに違ったコンセプトでチョイスされた家具がレイアウトされていて、「うわーこんな部屋住みたい!!」ってなる。自分の部屋とか自分の家が欲しくなりますね、あれは。

 

順路を歩いていくうちに、たくさんのショールームを一つずつ見ていけるという仕組みなんですね。モノクロでシックにまとまった部屋とか、ヴィンテージ風の家具が並んだお洒落な部屋とか、いろんなインテリアの案を次々に提示されるという。

いろんな家具を見ていると、もし自分が一人暮らししたら、将来結婚して家を買ったら、こんな部屋にしたいっていう夢がどんどん膨らむんですよね。

 

私はね、自分の部屋は白と水色で全部固めたいんですよね。ベッドもシーツも枕も白、水色のクッション置いて、みたいな。文章を書いたり勉強したりできるデスクと、ちょっとしたドレッサーも置きたい。メイクするところは他の作業するところとは分けたいんですよね。その方が毎朝メイクするときにテンション上がりそう。あ、あとソファもマストだな。私長時間机に向かってるの苦手なんですよね。だから、ソファに座ってゆっくり本を読めるようなスペースが欲しい。

 

あと、キッチンは自分が料理しながら家族の顔を見られるように、対面型のキッチンがいい。可能であればアイランドキッチンがいいな。料理ド下手なやつがこんなこと言ってるのは滑稽なんですけど、広いキッチンの方が料理上手になれると思うんですよね。狭いところにいっぱい物置いてガッシャーン!ってなったりとか、「あれどこ行った?」って探してる間に焦がしたりしないと思う。なんて低レベルな話なんだろう。

カウンター付きのキッチンだったらホームパーティーするときもお店みたいで楽しそうですね。

 

なんて、たくさんの家具を見ているだけで妄想がどんどん広がるんですよね、これは楽しい。それでまた家具も安いんですよ。一番びっくりしたのは、男の人の一人暮らしの部屋にあるような床置きの低くて小さめのテーブルが999円!

 

家具の他にもグラスとかお皿とか調理器具とか、そういった生活雑貨もたくさんありました。うちもハンガーとか買いました。母がミルクを泡立てるのに使う小さい電動の泡だて器を買っていました。これでいつでもカプチーノが飲めるよ。

3階にはさっきのビストロとはまた別でレストランなんかもあったりして。こちらはセルフサービスの学食みたいな感じでした。今回はレストランにはいかなかったのですが、ミートボールとかチーズケーキとか、外国っぽいメニューがたくさんありました。

 

私の初めてのIKEAの感想はこんな感じでした。IKEAに行くと一人暮らししたくなりますね。私も最近までは働き始めてお金が溜まったら一人暮らしするつもりだったんですが、また色々と事情が変わって今は結婚するまで実家暮らしの方向に傾きつつあります。こうなったらどうにかして実家の畳の部屋をカスタマイズしてみようかしら。

 

とりあえず当面の目標は小さめでいいからソファを買うことです。頑張ってお金貯めるぞ~。

 

それではまたね。

 

 

大学の卒業式に出席しないという選択

 

 

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先日、私の大学でも卒業式が開催された。

男子はスーツに、女子は袴に身を包み、講堂で学長の挨拶を聞いて、友人同士で集まって話をしたり、写真を撮ったりしたのだろう。

 

私自身も今年大学を卒業する立場であるにもかかわらず、卒業式の風景を「~だろう」という推測の文体で記述したのには理由がある。他の卒業生が晴れ姿で大学に集まり学生生活最後の日を過ごしている中、私は部屋着のまま家でいつものごとく本を読んだりブログを書いたりしていたのである。

 

私は卒業式に出席しなかった。

理由は2つ。1つは式に出席することに対してあまり必要性を感じなかったから。もう1つは、私は女なので式に出るにあたって袴を着なければいけないのだが、袴を着るためにかかる費用や手間といったコストを考えると、式に出席することが煩わしく感じられたからだ。

着飾るにはお金がかかるものである。

私の家では成人式のときに母に振袖一式を購入してもらった。うちは妹もいて二人姉妹なので、二人が同じ振袖を着ることを考えれば、一人ずつその都度振袖をレンタルするのと一式購入してしまうのとで大して費用の差がなかったからだ。

ただ、卒業式の袴に関しては購入していないので、レンタルしなければいけない。着付けにもお金がかかるし、髪型のセットもお店でプロにやってもらうものだと聞いている。

そう考えると、たった数時間の卒業式にお金をかけるのなら、そのお金で好きな服を買ったり美味しいものを食べたりするのに使いたいと私は思った。普段できない和装をしてみたいとも思ったが、成人式のときに振袖を着ることはできたので、それで十分だった。

袴を着るのが嫌ならスーツで行ったらいいのではないかとも考えた。男子学生はほとんどがスーツで卒業席に出席するのだし、女子学生がスーツを着ていてももちろん問題はないはずである。そもそも大学の卒業式に服装の規定はない。

しかし、どう考えても私の大学の卒業式にスーツあるいは私服で出席する女子学生などほとんどいないのであって、私がスーツで行ったとしてその場で浮いた存在になるのは間違いないのである。そう思うのも私が自意識過剰だからであって、他の卒業生は皆が綺麗な袴に身を包む中私が一人地味なスーツ姿でいようとまったく気にしないのかもしれない。そうだとしても、私は人からの評価を異様に気にしてしまう性格なので、自分一人だけ違う服装でその場にいる状況にいたたまれなくなることは避けられないのである。

そんな思いをしてまで卒業式に出席する勇気は私にはない。そんな勇気があれば、こんな情緒不安定なブログを書いてはいないだろうし、今頃起業でもして将来に怯えず快活に生きているかもしれない。

それに、そんな惨めな思いをしてまで出席するほどの価値が大学の卒業式にあるとは、少なくとも私には思えなかった。大学の卒業式やそれに出席するほかの大学生を見下しているわけでは全くない。ただ、私がその場に行くことで発生するメリットがたいしたものではないと、私が判断したというだけの話である。

というのも、大学生が卒業式に出席する目的と言えば大きく分けて袴など非日常的な服装を楽しんだり、その格好で仲間と写真を撮ること、大学を卒業したらなかなか会えなくなるような人と、最後に一言交わしておくこと、くらいであろう。もちろんこれは私の偏見に過ぎず、実際は皆式に出席すること自体に大きな価値を置いているのかもしれないが。

そうと考えると、私はそれらの目的を果たしたいという気持ちがとても薄いのだ。

いつもは着られない袴を着ることに関しては、先ほども書いた通り、成人式のときに振袖を着られたのでもう満足している。和装も素敵だとは思うが、正直言って私は洋風のドレスを着ることに対する憧れの方が大きいし、好きなブランドの服で普段着を固めて街を闊歩したい願望の方が強い。写真を撮るのもそんなに好きではない。

大学の友人に関しては、先日のサークルの追い出しコンパのときに最後に会っておきたい人とは一通り挨拶を済ませたし、サークル以外の大学内のコミュニティについては私はほとんど友人がいないので、問題はないわけである。こう書くとすごく悲しくなってくる気もしないわけではないが、交友関係は深く狭くの方がいいということにしておく。

 

こうなると、いよいよ卒業式に出るのが億劫になってくる。

そもそも卒業式に出席しないと卒業できないなんてことはないのだ。就職先には卒業証明書を提出する必要があるが、それに関しては大学の窓口で発行してもらうので、式当日に会場にいたかいなかったかなんてのは全く関係ない。

こうして私は卒業式に出席しないことを選んだ。

幸い私の両親は二人の娘に対しては放任的な考えを持っていたので、そのことを伝えても「本当にいいの?」と聞かれるだけで、式に欠席することを否定されることは全くなかった。むしろ卒業式に出ないのならせっかくだからその日は家族で卒業祝いをしよう、ということになり、近所の居酒屋で飲むことになった。こういう時に、我ながら、寛容な良い家庭に生まれ育ったと思う。

 

私はこうして卒業式に出席せずして大学を卒業したわけだが、今のところ全くその選択をしたことに対して後悔はない。式当日は友人同士のLINEグループに綺麗な振袖と袴に身を包んだ友人たちの写真が大量に貼られたのだが、「やっぱり私も袴を着ておけばよかったな」と思うこともなく、「わ~みんな綺麗だな~!」と思いながら眺めただけだった。

ただ、一つだけ引っかかるのは、卒業式を欠席することを家族と恋人にしか言えなかったことだ。友人にはもちろんあえて言うことはしなかったし、美容院に行って美容師さんと卒業式の話になった時も、出席する予定であるていで話をしてしまった。「振袖と袴は何色なんですか~?」と聞かれて、「振袖は紫で、袴は緑なんです~」とまで答えてしまった。着る気もないのに。

式に出ないということをごく近しい人たちにしか言えなかったのも、どこか式に出ないことを負い目に難じている部分が自分の中であったからだろう。私は全く式に出席しなかったことを後悔していないつもりでいるが、心の底ではモヤモヤが残っているのかもしれない。自分で決めたことなんだから、自分の選んだ選択肢に自信を持てばいいのだろうけど、まだ私には自分を100パーセント信じてあげられるだけの勇気はないのだと思う。

 

ただ、卒業式に出ていようがいまいが、私がこの春無事に大学を卒業したことは事実なのである。

卒業おめでとう、自分。そして、全国の卒業生。

これからの未来に幸あれ。

 

 

サークルを卒業したので4年間を振り返る ②サークルに入ってよかったこと・悪かったこと

 

 

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この記事の続きです。

今回は大学でサークルに入ってよかったことと悪かったこと、メリットとデメリットについて書いていきたいと思います!

 

 

サークルに入ってよかったこと

 

①大学生活が充実する

 

単純に、やることがあるっていうのはいいことです。もちろん、学問に没頭したり、バイトに精を出すのも十分充実した学生生活の在り方だとは思うんですが、勉強やバイトの息抜きにスポーツや音楽や芸術に取り組むのもいいものです。まあ、練習が厳しかったり練習の頻度が多かったりするいわゆるガチサーに入ると息抜きどころではなくなるんですが。そこは自分がサークルに求めるものがなんであるかによって、入部するサークルを吟味しましょう。

例えば、暇つぶしにのんびりやりたいのであれば、週に1,2回のまったりなサークル、スポーツや音楽に青春をささげたいのであれば毎日のように練習がある部活に入るといいです。それこそ新歓のイベントのときに各サークルの先輩が教えてくれるはずなので、何でも聞いてみると良いです。練習頻度を聞いても回答を濁してくるようなサークルは、大抵誰でもいいから新入生の人数が欲しいだけのロクでもないサークルだったりします。避けた方がいいかもね。

 

私は勉強については大学生活の中でははっきり言ってあまり力を入れてこなかったので(これに関しては卒業を控える今になって後悔している点であったりもする)、サークルをやっていなかったらつまらない学生生活になっていただろうな、と思います。

もちろん、サークルに入っていなかったらもっと勉強に時間を割けたのではないかと思うこともあります。特に私のサークルは結構練習頻度も高いところだったので。それにしても、毎週同じ曜日の同じ時間に部室に行くと顔なじみのメンバーがいて、みんなで必死に練習して、大会や発表会で結果を残して、っていう一連の流れが生活の中に組み込まれている、というのはいいものだな、と思うわけです。こういう絵にかいたような青春を味わえるのも、大学生のときが最後な気もするし。社会人サークルや職場の部活があったりもするんだろうけど、学生時代ほど力を入れて本気で取り組めるようなものではなくなってしまいそうで。

 

あと、以前の記事で「就活でアピールしやすいのは、サークルよりもバイトの経験だ」というようなことを書いたのですが、もちろん、サークルをやっても意味がないというわけじゃないんです。あくまで就活のときに役に立つのは、という話であって、就活を見据えるのなら、「サークルをやってバイトをやらない」という選択よりは、「バイトをやってサークルをやらない」という選択をする方が、採用されやすいのではないか、というのが私の持論です。私としては、バイトもサークルもボランティアも、興味があるのならやれるものは全部やってみるのが一番だと思っています。経済面や体力の面でそれぞれに制約はあるとは思いますが。しかしどんな経験だとしても、いつかどこかで役に立つ時が来るとは思っているので。

 

②交友関係が広がる

 

昨日の記事と内容が被ってしまうところはあるんですが、サークルに入ることによって、普通では関わることのできない人たちと交流できる可能性が広がります。サークルというコミュニティは、大学内の様々な学部、学年の学生によって構成されます。「インカレサークル」と呼ばれるものもあり、こちらに至っては複数の大学の学生が所属するので、構成員の多様性はより高くなります。

このようにそれぞれ異なる学部、学年の人が入り混じって活動する場所に身を置くことによって、普段交流することが難しい立場の人たちと接する機会を得ることができるんです

 

さらに、サークルに入ることによってこれと関連して得られるメリットが、サークルの活動を通して円滑なコミュニケーションをとりやすくなることです。学部や学年が違ったりすると、やはり置かれている環境が違うので、始めに何を話していいか分からなくなりがちなんですよね。実際私も音楽系のサークルに入っていたのですが、同じパートの子たちは違う学部の人ばかりだったので何の話からしていいか分からず。しかし演奏の練習に一緒に取り組み始めれば、まずはその練習に関することから会話が生まれるわけです。そこから徐々にみんな打ち解け始め、たわいない話もできるようになる、という寸法ですよ。

状況にもよりますが、サークルに所属していれば、幽霊部員化したりよほど消極的な態度をとらない限りはそこで友人を作ることができる可能性が非常に高い。実際私は学部にはちゃんとした友達は一人もいなかったのですが、サークルに行けば仲良くしてくれる友人がたくさんいたのでそれで十分でした。居場所ができるというのもサークルに入るメリットと言えますね。

 

③積極的に取り組めば、社会に出てから必要な力を身に着けられる

 

私のサークルは、団体の運営もほとんど部員だけの力で行っていました。そのため部員それぞれにもサークル運営に必要な役割がそれぞれ割り当てられ、各自与えられた仕事をこなす、という形をとっていました。

私も自分の役割を果たそうと必死になってやっていたわけですが、たかがサークル、されどサークル。やはり一つの団体を運営していくというには、なかなかの手間や時間、そしてお金がかかるものです。ヒラの部員に過ぎなかった私でさえ結構苦労する場面が多かったので、要職についていた人たちはさぞかしハードな日々を送っていたことだと思います。

例えば、毎回の活動で部員の出欠を管理する役割の人がいるわけです。しかし無断欠席する人がいればその人は無断欠席した部員に直接連絡して確認をとらなければいけない。また、部費の集金を受け持つ人がいれば、なかなかお金を払ってくれない部員に何度も催促しなければいけなかったり。練習に必要な機材を運搬するのにも、毎回毎回シフトを組んで、シフトを守らない人がいれば他で連携をとって対処しなければいけなかったりと、大変なことは色々あるんです。

ただ、こういう仕事に文句を言いながらでも取り組んでいくうちに、例えば問題解決能力だとか、コミュニケーション能力だとか、リーダーシップ、何事にも動じない精神力なんかも勝手に身についていたりするものです。こういったところで身に着けた能力は、のちに卒業して社会に出た時にも必ず役に立つはず。

私個人としては、サークル活動を通して社会人として不可欠と言われる「報・連・相」の力が身についたな、と感じています。

 

 

サークルに入って悪かったこと

 

①自由に使える時間が減る

 

ATARIMAE☆

いやね、当たり前なんですよ、サークルに入ってやることが増えるなんてのは。

入ったサークルの活動頻度にもよるけど、確実に暇な時間は減るんです

 

私のサークルは活動頻度が高い部類に入るサークルだったんですが、それに加えて私は週に3回バイトもしていたので、平日は毎日学校に行って授業を受けて夜はサークルかバイト、土曜日もサークル、本当の休みは日曜だけ、という時期もあって、ひどいときには日曜もサークルの関係で潰れる、という時もありました。特に私は自分だけの時間がある程度ないとダメになってしまう人間なので、これがすごく嫌だった時がありました。サークルに入っていなかったらもっと自分のやりたいことをやりたいようにできたかも、とか思ったことも正直何回もありまして。自分でやりたいと思って入ったサークルなので矛盾してはいるんですけど。でも周りの部員を見ても結構そういうジレンマを抱えている子は多かったなあ。

バイトをしていなくても、理系で実験が詰まっていたりとか、勉強が大変だったりする子もいて、みんな他の学生生活との両立には苦労していましたね。

もちろん、大会にもバンバン出るようなところに入るか身内でまったり趣味を楽しむようなところに入るかで話は違うと思うんですが。

 

②お金がかかる

 

これまたサークルによって程度が異なるんですが、ほとんどの場合、サークル活動を行うにはお金が必要となります。額こそ違うものの、何かをするにはある程度の出費を覚悟しなければならないわけです。

 

私の経験に基づくものですが、サークル活動をするのに必要な費用は大きく分けて次のつ。

 

まず、その活動をするのに必要な道具を購入、メンテナンスするための費用

スポーツだったらウェアやシューズにラケット、ボール等。音楽なら楽器や楽譜ですね。他にも写真部ならカメラ、映画や文芸に関するサークルでも、本を買ったり映画を鑑賞したりと何かとお金がかかります。

 

次に、大会や発表会など、各種のイベントに出るのに必要な参加費

音楽や演劇の発表会をするなら会場を借りたり、宣伝をしたりするのに費用が掛かります。スポーツ系で大会に出るにしても、詳しくは知りませんがおそらく参加費等がかかるのではないですかね。

 

最後に、打ち上げや各種の飲み会、食事会など、サークル内での交流にかかる費用

これが見落としがちなんですが、多くのサークルではイベントが終わるごとに打ち上げなどを行います。まあ普通の飲み会なので、それ相応のお金がかかりますね。サークルによってこういった催しの頻度は違いますが、飲み会には参加しない場合を除いて、こういう部分にもお金がかかります。

また少し違う話かもしれませんが、合宿などを開催する部活やサークルであれば、そういった場合も想定しなければいけません。

 

大きく分けて以上のような感じなのですが、そのほかにも細々とかかる費用があると考えると、思ったよりお金がかかるんだなあ~って感想を持つ方が多いんじゃないですかね。

参考までに、私のサークルでは平均して月に1万円くらいはかかっていたんじゃないかと思います。これが高いか安いかは個人の経済力や価値観次第なんでしょうが、少なくとも私にとっては安い出費ではなかったですね。

 

 

まとめ:学生生活を満喫したければ、サークルに入るべき!

 

結論としては、これから大学生になる方にはぜひサークルに入ることをお勧めします!

ここまでサークルに入るメリットとデメリットについて書いてきたんですが、私としては総合すると、メリットの方が圧倒的に大きかったです。

たしかに、サークル活動にはお金もかかるし時間も必要だし、苦労することも多いです。実際私もバイトや勉強との両立に悩んだことは何回もあったし、お金がかかるのが嫌になったこともありました。でも、引退前の最後の発表会の最後の曲をみんなで号泣しながら演奏したときに、つらかったことや苦しかったことなど、マイナスの思い出は全部どこかへ消えていました。

そんなことよりも、サークルを通して仲良くなった仲間と一緒に頑張ったことやふざけ合ったこと、ちょっとした喧嘩や対立もあったけどそれも乗り越えて最後の舞台にたどり着いたことへの喜びの方がずっと大きくて、最後にはこのサークルに入ってよかった、という思いしか残りませんでした

 

もちろんこれは私のサークルに関する話であって、そのサークルの活動内容や内部の人間関係によって得られるものの大きさや性質は全く違うんだと思いますが、何度も書いたとおり、たくさんの人とコミュニケーションをとることができるというだけでも、サークルに入ることによる収穫はあると思うんです。

それに、サークルはあくまで趣味の範囲内であると私は思っていて、サークルに入るとそれが義務的に参加しなければいけないものになるかと言われるとそんなことはないと思うんですね。一度入部してから「なんか違うな」と思ったらやめればいいし、やりたくないことを無理に続ける必要もない。実際うちの妹も大学で所属していた部活を1年で辞めました。そうやってある意味気軽に始めて、気軽にやめられるのがサークルだと思うので、自由な時間の多い大学生のうちにやっておいて損はないんじゃないかと思います。

 

というわけで、読んでくださった方の中にもし、これから大学生になる方がいれば、無理のない範囲でサークル活動の方も楽しんでもらえればと思います!

どうか皆さんの学生生活が充実したものとなりますように。

 

長くなりましたが、春から大学生の方もそうでない方も、ここまで読んでくださってありがとうございました!

それではまたね。

 

 

 

サークルを卒業したので4年間を振り返る ①入部のきっかけ

 

 

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昨日の夜は、サークルの追い出しコンパに参加してきました。追い出しコンパっていうのは、大学を卒業する学年の部員をサークルからその名の通り「追い出す」コンパ。簡単に言えばお別れ会ですね。なんで「追い出す」なんて寂しい言い方するんだろう。節分のときの鬼じゃないんだから。

私たちの代がこの春卒業する学年なので、昨日追い出されてきました。寄せ書きの色紙やプレゼントなんかもらっちゃったり、サークルの卒業証書なんかも授与されちゃったりして。

私の所属していたサークルは、結構人数の多い大規模サークルだったので、飲み会も半端なく賑やかでした。ガヤガヤしすぎて普段から声の通りにくい私はおろか、比較的高めでクリアな声の子と話していても、たまに聞こえなくて聞き返したり顔を近づけたりしないと会話できないレベル。この春休みはバイトに行くか旅行に行くか家でダラダラするかの三択だったので、久しぶりにあんなにたくさんの人と接しました。私、大人数の飲み会って苦手で、行く前は結構憂鬱だったんですよ。声が通りにくいから単純に会話にパワーがいるし、気づいたら周りに人がいない、って状況になるのも嫌だし。でも実際に行ってみると楽しいんですよね、ああいう集まりって。普段そこまで話したことのなかった後輩とも話せて、卒業する前にいい思い出ができたな、と思います。

 

せっかく4年間在籍していたサークルなので(主体的に活動していたのは3年間ですが)、大学卒業前に振り返っておこうかな、と思います。

サークルに入るメリットデメリットなんかについても考えようと思うので、この春から大学生になる方のお役にも立てれば。

めちゃくちゃ長くなりそうなので、いくつかの記事に分けると思います。

 

サークルに入ったきっかけ

大学で音楽をやりたかった

 

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↑ この記事に書いた高校時代の部活も音楽系だったんですが、私は小学校、中学校は飛ばして、高校、と今まで合計6年間音楽をやってきました。私がそれまでにやってきた音楽は、楽器だったり歌だったりとまあ様々なんですが、何にせよ音楽が好きなんです。曲を聴くのも好きだし、自分で演奏したり歌を歌うのも好きです。高校のときは自分の好きな曲をアカペラ用の楽譜に編曲したりもしてたなあ。だから、大学でも音楽を続けたいと思ったんです。

大学に入るとまず、多くの場合サークルや部活の新歓の洗礼を受けます。入学式や大学主催の説明会に行くたびに、会場の建物付近に新歓部隊が待ち構えていて、新入生が現れた瞬間にその新入生の周りに群がり、「ビラ配り攻撃」や「今日この後空いてる?攻撃」を仕掛けに行くというわけです。そこで攻撃をよけきれなかった、あるいはあえて攻撃を受けた新入生は、その部活あるいはサークルの新歓イベントに連行されていく、という仕組み。

私も例に漏れず、あるサークルの部隊に声を掛けられ、そのまま新歓のイベント会場へ連れていかれたわけです。そのサークルというのが、私が4年間所属したサークル。というのも、私が新歓イベントに行ったのは、そのサークルと別の体育会系サークル合わせて2回だけ。体育会系の方は正直最初からあまり入るつもりもなかったので、実際に入った音楽系サークルのイベントに一回だけ行って、「あ、ここいい感じじゃん」っていう軽いノリで決めてしまったという感じでした。

 

人見知りを克服したかった

音楽をやりたかったからそこに決めたというのももちろんなんですが、もう一つの理由が、そのサークルがとても人の多いサークルだったこと。

他の記事からもお察しの通り、私は人見知りなんですね。しかしいつまでも人見知りとは言っていられないので克服しなければならない。そう考えると、人の多いサークルに入って強制的にたくさんの人とコミュニケーションを取らなければならない状況に置かれに行くというのも一つの手ではないかと考えたわけです。

実際この人の多いサークルで4年間過ごしてみて、克服とまではいかなかったとしても、かなり人見知りを改善することができたと思います。少なくとも、人と円滑なコミュニケーションを取らなければならないような場に置かれれば何とか対処できるレベルには成長したかと!それだけでもなかなかサークルに入ったことによる実りはあったのではないかと思います。

考えてみると、同じ大学の他学部の人と関わりを持つ機会って意外とないんですよ。私自身について振り返ってみても、バイト先の数人ぐらい。しかもたまたまバイト先が自分の大学の近くだったからって話であって、そうでなければ同じ大学の人がバイト先にいることってそんなに無いんじゃないですかね。合コンに参加するような人であれば、他学部の人と知り合う機会もあるのかもしれないけど、合コンっていうのも特に私みたいな地味な世界に生きる大学生にとってはなじみの薄いものだったりします。

そう思うと、色々な学部の人と話すことができたという点でも、人の多いサークルに入ってよかったと思うんです。私は文系なので、理系の人が普段何をやっているかがまったく分からないんですよ。だから「研究室が大変だ」とか「実験のときはゴーグルをつけるんだよ」とか言う話を聞くと「へ~!」と感心するし、同じ文系の他学部ですら、「教育実習に行った」とか「ドイツ文学のこういうところが面白い」とか、知らない話をいっぱい聞くことができるのは、大学内のいろんな場所から人が集まるサークルという環境ならではだな、と思います。

大学4年間かけても自分一人で学べるのはせいぜい一つの学問の一分野ぐらいなんだから、自分と違うことを勉強している人から話を聞いて見方を広げるのも面白いな、と思います。

もちろん勉強以外のことについても言えますね。サークル活動の方針、進路のこと、趣味のこと、家族のことや恋愛のことなど、たくさん人がいればその人の数だけ違う経験や考え方があるので、多くの人と話せば話すほど、新しい発見も増えて人としての深みも増していくんじゃないかと思います。消極的な私でさえこれだけの気づきがあったんだから、まともにコミュニケーションをとれる人なら絶対の成長を見込めると思う。

 

次回に続きます!

家族旅行 〜あわら温泉、竜王アウトレット〜

 

 

先日、1泊2日で福井のあわら温泉へと家族旅行に行ってまいりました!

この春休みの旅行もこれで最後です!これから4月までの2週間は就職に向けて準備をせねばなるまい。

というわけで、旅行中のことをブログに残して最後の春休みの思い出を整理しておこうと思います~。

 

出発!

あわら温泉までは父の運転する車で向かいます。

お昼前に家を出たので、高速道路に乗る前に、地元の餃子の王将で腹ごしらえ。天津飯を食べました。天津飯大好き。東日本の天津飯は、上にかかってるあんがケチャップが入っていて酸っぱいらしいですね。茶色くて酸っぱくないちょっと甘いあんに慣れ親しんできたので、前ケンミンショーで見てびっくりしました。

 

食事を終え、高速に乗ってあわら温泉へGO!

 

 

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途中、養老SAや賤ケ岳SAに寄り道しました。サービスエリアっていいですよね。ソフトクリームとかかまぼこの天ぷらとか、正直どこでも食べられるんだけど、つい買っちゃうよね。しかし今回は夕食がバイキングなので、そこでお腹が空かないと困ると思い買い食いは我慢。

妹は養老SAの「コメダ謹製やわらかシロコッペ」というお店の小倉マーガリンコッペを食べていました。よく食べる奴だ。一口もらったんですが、名前の通り本当に柔らかくて美味しかったです。コメダ珈琲コッペパン専門店だそうです。名古屋駅にもあるみたいなので今度買いに行ってみようかな。

 

大江戸温泉物語 あわら

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芦原温泉 あわら | 大江戸温泉物語グループ【公式サイト】

こちらに宿泊しました。

 

16時ごろに到着して、夕食の席の予約は17時。

というわけで、食事の前にまずは一風呂浴びることにしました。母と妹はまだ入らなかったので、一人で大浴場へ。

露天風呂が岩風呂と檜風呂の2種類ありました。さらっとしていて長い間入っていられるお湯。まだ夕食時の前なせいか、お風呂は割と空いていました。最後の数分は岩風呂が私一人で貸し切り状態。また後でじっくり入ることにして、早めに大浴場を後にしました。

 

夕食バイキング

 

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 じゃん!

夕食はバイキング形式です!

バイキングってなかなか上手に盛り付けられないのよね。

さすが北陸、福井ということだけあって、色々な種類のお刺身がありました。

特に「マンダイ」っていう魚。マグロみたいな見た目で、食べてみると味もマグロだったので、マグロの仲間かなんかと思ったんですが、後で調べてみるとアカマンボウという魚の別名だそうで。体長2メートル前後にもなる大きい魚のようです。

お刺身のほかにも天ぷらやステーキなど、色々なお料理をいただきました。春フェア的なイベントをやっていて、桜風味のローストビーフや春野菜と桜海老のペペロンチーノなんかもあったりして、こちらも美味しかった~!

あと越前そばも食べ放題でした。美味しかったからおかわりしちゃった。

 

 

ご飯の後は部屋でのんびりしました。家族でトランプしたり、お酒飲みながらイッテQ見たり。就職したらこんな感じの家族旅行も今よりは行きにくくなるだろうなと思うと切ないですね。

 

朝風呂へ

朝の5時前に起きて、母、妹と朝イチでお風呂に。さすが清掃終わってすぐの早朝、お風呂はガラガラでした。露天風呂も貸し切り状態!雨が降っていたので、檜の露天風呂は屋根が無くて雨に濡れながらの入浴でしたが、肩から上は冷たい、肩から下は温かいっていうのが逆に丁度良かったかも?(笑)

やっぱり人と一緒に入るとお風呂はより楽しいですね。前日に一人で温泉入った時ももっと長い間入っていたかったんだけど、どうしてもやることないからある程度の時間で上がっちゃうんだよね。喋りながらならいつまででも入っていられる気がします。

お風呂上りはもちろん牛乳。脱衣所の入り口に小上りがあったので、座ってのんびり休憩しました。

 

朝食バイキング

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朝食もバイキングでした!

例によって写真が下手。

 

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こちらの鯛茶漬けが、この朝食バイキングの名物だそうです。名物というだけあって、こちらが絶品!鯛は脂がのってて、お出汁にその脂や旨味が溶け出して美味しかったです。ご飯の量も調節してもらえるので安心。こちらもおかわりしちゃいました。

 

他にもフレンチトーストやうどんなど、朝からボリューム満点でした。

 

 

三井アウトレットパーク 滋賀竜王

 

朝食を終えて身支度も済ませ、最後にお土産屋さんを覗いてから、宿を後にしました。

ここから2時間超かけて滋賀は竜王のアウトレットへ。

こちらは広すぎて全部見ていると日が暮れてしまうので、妹と一緒に気になるお店を巡っていくことにしました。

アウトレットのいいところ、それは、OLIVE des OLIVEがあるところ!ずっと好きなブランドだったんですが、最近名古屋の近鉄パッセにあった店舗がなくなってから、行ける範囲に無くなってしまったのです。私はネット通販も利用しないことにしているので、本当にOLIVE des OLIVEの服を手に入れる手段が断たれてしまった。

しかし!アウトレットに来ればだいたいある。

カーキと黒のギンガムチェックリバーシブルスカートを買いました。わーい。

 

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あと、抹茶館というお店で抹茶スイーツをいただきました。抹茶ティラミスと抹茶クレープ。

ティラミスの方はテレビやネットで見たことがあったので実物を見たときはテンション上がりました。京都の方ではこれを食べるのに行列に並ばなければいけないみたいですよ。

クレープは抹茶黒蜜きな粉白玉。あんことクリームまで入ってこれだけでお腹いっぱいになるぐらいボリューム感のあるクレープでした。あと抹茶味のクレープ生地ももちもちで美味しかった。

MACCHA HOUSE抹茶館

 

 

 

アウトレット散策も終わり、この後は弾丸で去年長久手にオープンしたIKEAに行ったんですが、その時の話はまた別の記事に分けます。

学生のうちでは最後の家族旅行、そして最後の旅行でした。最後にいい思い出ができました!春から仕事頑張るぞ!

 

それではまたね。

 

夢を見た

 

 

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怖い夢を見た。

悪夢だった。目が覚めると少し泣いていた。

 

詳細な夢の内容は忘れてしまったが、簡単に言えば、私が何も考えずにやったことが実はやってはいけないことで、そのことで母と妹に非難されるという夢だった。

夢の中で私は、母と妹に叱責されながらもなぜ自分がそうやって責められているのかが分からなかった。悪いことをしたという認識がまったくもって無かった。納得できない理由で非難されている状況に耐えられず、私は二人に対して反論した。すると、「どうしてそう強情なんだ」「そういうところがいけないんだ」とさらに糾弾されてしまった。反論は無駄に終わった。むしろ状況を悪化させただけだった。

こうなるともう自分に非を認めるしかなかった。自分が悪いことをした意識もないのに、ひたすら二人に対して謝っていた。

謝り続けて、頭の中が「自分はダメな人間なんだ」という考えで満たされたところで目が覚めた。

 

瞼をこじ開けると、外はもう明るくなっていた。

目尻ににじんだ水滴を拭き取り、もう一度眠りにつこうとした。見たばかりの悪夢を早いところ記憶の中から消し去ってしまいたかった。

しかし、いつまでも意識ははっきりしたままだった。むしろ、やらない方が良いことは分かっているのに、さっきの夢の内容を脳内で繰り返し再生してしまう。リピートを重ねるごとに、自分を卑下する思いがどんどん募っていった。

無意識のうちに人を怒らせたり傷つけたりしてしまう自分が、自分の思っていることさえ満足に伝えられない自分が、たいしたことない夢のせいでどうしようもない自己嫌悪を募らせてしまう自分が、嫌で嫌でたまらなかった。自分が嫌な自分が、嫌だった。

 

そして何より、夢の中とは言え、自分の大好きな人たちに自分の話をまともに聞いてもらえなかったことが悲しかった。

私にとって家族は、ダメな自分のことを受け入れてくれる数少ない存在だ。それだけ私にとって大切な家族にさえ、ついに私は見捨てられてしまったのだと、夢の中の私は感じたのだろう。そして夢から覚めた私は、今の私を受け止めてくれる人たちも、ちょっとしたことで自分から離れていってしまうのではないかと不安になった。

 

私は、人から見捨てられるのが怖い。人に嫌われるのが怖い。

こんなことを考えているから、まともな人間関係を築くことができないんだということは分かっている。それでも、大好きな人たちを失うのが怖くてうまく自分を表現することができない。

こんな性格のままで、これから社会に出てやっていけるのだろうかと思うと、自分の将来がまったく見えなくて余計に不安が募る。

 

そんなことを考えながら布団の上で起き上がっていたら、ちょうど近くにいた母が心配そうに私に声をかけた。休みに入ってからは、毎日昼前になってからようやく布団から起きだしていた私が明け方に起きていることを疑問に思ったのだろう。

「大丈夫?」と聞かれたので「大丈夫」と答えた。

大丈夫か大丈夫じゃないかと聞かれれば、自分はどちらかと言えば大丈夫だと思った。

 

大丈夫。

私は大丈夫だ。

根拠はないけれど大丈夫。そう思っていないと未来に絶望してしまいそうだ。

薄明るい部屋の中、もう一度目を閉じた。今度は怖い夢を見なかった。

 

 

伊勢・鳥羽旅行記 ~鳥羽水族館、お伊勢参りなど~

 

 

こんにちは、魚住です!

明日からまた1泊2日の家族旅行であわら温泉に行くので、その前に2月末の旅行のレポを残しておこうと思います。

 

2月31日と3月1日の1泊2日、ゼミの旅行で鳥羽と伊勢に行ってまいりました。

旅先で撮った写真とともに、順を追って見たものや感想を書いていきます~。

 

試験的にあんまり意味もなく目次をつけてみましたよ。

 

 

1日目 鳥羽水族館と温泉

鳥羽に到着!~昼食

名古屋駅からJRの電車に揺られること2時間強、鳥羽駅に到着しました!イェーイ!

 

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お昼ご飯は鳥羽駅近くの「ふるさと館」というお食事処へ。

貝の盛り合わせ定食をいただきました。4種類の貝を焼きたてで。ホタテ、アッパ貝、サザエ、大アサリ。定食についてるお味噌汁はなんと伊勢海老入り!エビの出汁が出て美味しかった~!

 

 

いざ、鳥羽水族館

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昼食覆えて今度は、今回の旅行の(個人的)メインイベント、鳥羽水族館へ!ここに来るのはもう5年ぶりくらいだったかなあ。

こちらの水族館にはなんとジュゴンがいるんですねえ~。全国の水族館でジュゴンを飼育しているのは鳥羽水族館だけなんですよ。

 

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あんまりいい写真撮れなかったんだよなあ。思いっきり背中向けてるよ(笑)さすが人魚伝説のモデルとなっただけあって、実に優雅な泳ぎ方。まったりなオーラに癒されました。

 

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カピバラさん、カメさん、カブトガニ、オウムガイ、コンペイトウ(ちっちゃくて丸くてかわいい深海魚)

相変わらずニッチな生き物ばかり写真撮ってるわ、私。

 

自称水族館愛好家の魚住の見解としてはですね、鳥羽水族館はとても広くてですね、見るところがたくさんあるのです。あと、私の個人的な水族館評価ポイントが、館内に入ってすぐに大きい水槽があることなんですが、ここはばっちりクリアしてますね。入った瞬間に大水槽がパンッと目に入るとテンション上がるんだよね~!視界の大部分が青で占められるあの瞬間が大好きなんです。

あと、それぞれの展示室が小部屋として独立していて、館内を貫く大きな通路から好きな順番で見られるというのもポイント高し。あの魚もう1回見たいから最後に寄っとこう、とかできて自由度が高いからね。

はい、上から目線の水族館批評でした~(笑)

 

人生初の焼き牡蠣

海の生き物たちのかわいらしい姿に元気をもらい、水族館を後にした後は、鳥羽駅に戻る道にある飲み屋さん?へ。あとでお店の名前を調べたところ、「水沼さざゑ店」というよう。小ぢんまりとしたアットホームなお店でした。

 

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 こちらで私は人生初の焼き牡蠣をいただきました!牡蠣も食わず嫌いとかなんやかんやあってずっと食べたことがなかったんですよね。みんなで席に座って先に注文したウーロン茶を飲みながら待っていると、背後で「パン!」という爆発音が!何かと思って振り向いたら、網の上で焼いている牡蠣の殻が開いた音でした。こんな大きい音するんだね。

恐る恐る食べてみると、これがめちゃくちゃ美味しい!貝の旨味というんですかね、そういった類のものが一粒の牡蠣にギュッと詰まっていました。味付けはしいていない素焼きなのに塩味がして不思議だったんですが、海水で味がつくそうです。なるほど。

日本酒も一口だけ頂いたりしちゃってまさに旅行!という気分。「而今」という銘柄の結構いいお酒だったみたい。こんな昼間からお酒が飲めるのなんて旅先ならではですね。

 

 

宿に到着~ご飯と温泉

鳥羽駅から宇治山田駅に移動し、近くの公共施設で今年度最後のゼミをしました。私が丸一日かけて作成した英語論文の日本語訳をひたすら読む。3年間やっただけあって、始めの頃よりだいぶ、論文講読に必要な英語力は身についたはず!まあ英語が読めるだけであって、話す、書くの能力はまだまだなんですが。

 

ゼミ終了後、駅発着の送迎バスの乗ってその日泊まる宿へ。

こちらに宿泊しました!

伊勢かぐらばリゾート千の杜|【記念日の宿】海栄旅館RYOKANS

 

宿についてさっそく夕食。ボリューム満点の懐石料理でした!

 

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この写真のほかにも炊き込みご飯や天ぷら、小田巻蒸し(うどんの入った茶碗蒸しのことだそう)など、食べきれないぐらいの量のお料理が!

 

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伊勢海老とアワビの焼きものまで!

しかもデザートに至ってはバイキング形式だというんだからビックリ。

早くも胃の能力が衰えてきている私にはなかなか食べきるのも大変なぐらい、大満足の夕食でした(笑)

 

その後はお風呂へ。檜の露天風呂が温泉になっていて、入った瞬間から肌がツルッツルになりました。温泉ってすごい。平日の宿泊だったからか、なぜかお風呂も空いていて、露天風呂はほぼ貸し切り状態でした。

 

2日目 お伊勢参りと松坂観光

伊勢神宮を参拝

2日目のスタートはお伊勢参りから!大学2年生の時にも行ったので、約3年ぶりですかね。

伊勢神宮に行く前に近くのお土産屋さんが荷物を預かってくださるというのでお言葉に甘えたのですが、残念なことにここでスマホを預けたカバンの中に入れっぱなしにしてしまったのです。そのせいでここからしばらく写真を撮れなくなってしまいました。八兵衛八兵衛。(←意味が分からない方はYoutubeタイムマシーン3号のネタを漁ってみてください。)

 

例の大きな橋を渡って伊勢神宮の敷地内へ。手水舎で身を清めて、いざ参拝です。

前日の夜に大雨が降ったこともあり、川が増水していて注意書きが書いてありました。

神社仏閣については知識不足でよくわからないのですが、それでもあの空間にいるとなんだかオーラのようなものを感じます。あと、すごく自然が豊か。木々が生い茂って、ベタな表現ではありますが、ジブリ作品に出てくる森、って感じ。ただ、その弊害と言っていいものか分かりませんが、空気中に細かい粒のようなものが舞うのが見えるんですよね、あれはおそらく花粉でしたね。「あ~花粉って目に見えるんだ~」って改めて思い知らされました(笑)

 

赤福本店で朔日餅をいただく

伊勢参りを終えて、神宮の外に出て外の街並みをぶらり。

それはそうと、この日は3月1日。月初めの日にお伊勢さんに来てしなければいけないことといえばこれ!

www.akafuku.co.jp

そう、朔日餅(ついたちもち)

赤福のお店が毎月1日にいつもとは違うスペシャルなお餅を販売するのです。

私知らなかったんですが、朔日餅って毎月違うんですね。今回私達が食べた3月の朔日餅よもぎ餅。綺麗な緑色のおもちの中に粒あんがぎっしり。私はあんまり粒あんは得意ではないんですが、この粒あんはとっても美味しく食べられました。セットでつくお茶も、朔日餅のときは特別仕様。しかもこちらも毎月変わります。今回のよもぎ餅とセットだったのはあられ茶。綺麗な小さいあられがいっぱい浮かんでて目にも美しく食感も楽しい一品でした。

写真を撮れなかったのが悔しいので、公式HPのリンクを貼りました。よもぎ餅本当に緑で綺麗なので写真だけでも見て!(笑)

 

お土産用の赤福も購入し、お店を出た後は、おかげ横丁を散策。ああいう風情のある街並みはずっと歩いていられますね。この日は風が強かったんだけど、気温的にはすごく過ごしやすい一日でした。

 

お昼は焼肉

この日の昼食は豪華に焼き肉!「宮本屋」というお店に行きました。

例によって私は自分では焼かずにずっと人に焼けたのを取り分けてもらってました。だってお肉焼くの難しいんだもん。

 

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 肉!!

しかもこちらは松阪牛!サンカクという部位で、油が少なめで柔らかくてめちゃくちゃ美味しかった~!

前日と同様、昼からビールやマッコリまでご馳走になって非常に贅沢なランチでした。

 

宮本屋
〒515-0018 三重県松阪市京町一区26-1
3,000円(平均)1,500円(ランチ平均)

 

松阪の街をのんびり散歩

この旅行の最後のイベント、松阪観光です。松阪駅の周辺には歩いていける距離に歴史にまつわる観光スポットがいくつかあるようで、そこを訪れました。

 

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松阪商人の館へ。

こちらは小津清左衛門という江戸時代の商人の住んでいた家だそうです。調べたところ、小津清左衛門は紙や木綿を扱っていた商人で、当時の長者番付においてもなかなか高い地位にいたようです。

さすが江戸時代のお金持ち、家の一角にある中庭が絶景でした。3月なのでお雛様も飾ってありましたよ。

 

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こちらは歴史民俗資料館にて。

松阪城址が街の中で小高い山になっていて、その中腹にこちらの建物があるので、たどり着くまで上り坂で一苦労でした。運動不足だな(笑)

 ここも先ほどと同様、松阪の商人に関する資料が多く展示されていました。松阪は商業で栄えた町なんですね~。

 

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最後は本居宣長記念館へ。

古事記伝』を著した江戸時代の国学者本居宣長の作品や遺品、また本居宣長が住んでいた「鈴屋」を見ることができます。

宣長は毎日医者としての仕事を終えてから、夜はお弟子さんたちに勉強を教え、それが終わってから自分の勉強をしていたそうです。それと同じとまではいかないまでも、私も宣長を見習って、たくさんの知識を身に着けていきたいと思いますね。

 

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松阪の石畳の綺麗な街並みに別れを告げて、帰路につきます。最後のゼミ旅行、楽しかったなあ。

 

 

 

今回の伊勢・鳥羽旅行記は以上になります。読んでくださってありがとうございました!

明日からまた旅行に行くので、帰ってきたら早いうちにレポを書こうと思います。

 

それではまたね。