おさかな天国

今はただ、前へ泳ごう。

爪を塗る

 

 

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マニキュアを塗りました。

 

友人にもらったパープルのポリッシュ。紫のことをわざわざパープルなんて言うと気取ったように聞こえるかもしれないけれど、これに関しては紫ではなくパープル、って感じ。

パープルってなんか響きが可愛いですね。4文字の内訳の半分がパ行な時点でもう可愛いの決定だし、おまけに「プル」って。プリンだとか赤ちゃんの唇だとか、そういうふわふわした感じのものを表現するのにぴったりな擬態語が単語の半分を占めるんですよ。イエローやグリーンやピンクにはない謎のキュートさをパープルは持ってるわけです。

そして「紫」と「パープル」は言葉的には一緒でも、表す色の雰囲気は微妙に違うと思うんですよ。うまく表現することはできないけれど、確かにこのマニキュアはパープルだし、私が成人式で着た振袖は紫なんですよ。

 

こんな話がしたかったわけではなく。

 

そのパープルを爪に塗ったんです。

そしたらまあ当たり前なんですが、指の先に色がついたのです。今こうしてキーボードをぱちぱちと叩いていると、司会の中で葡萄みたいな色が窓からさす日の光を反射させながら行ったり来たりするんです。いつもは色がない身体のパーツが無色じゃなくなったっていうそれだけの話なんですが、なんだか不思議とテンションが上がりますね。「あ~私今、女子してんな~」って思ったりして。

4月に入って仕事が始まったらこんなきれいな色のマニキュアなんてなかなか使えなくなるだろうな。社会人のネイルって、いけても薄ピンクまでですよね。職種や会社にもよるんだろうけど。とりあえず私の就職先は派手なネイルはダメっぽい。悲しきかな。

はがせるネイルなるものがあるらしいですね。小学校の図工の時間にボンドが手について、乾いたやつをぺリペリはがしたことありませんか?あんな感じで。あれだったら2連休の前の夜に塗って、仕事が始まる前の夜にはがせば楽だなあ。

 

女子と言えば、この間サークルの後輩と話してた時に「女子力はどうやったら上げられるのか」って話になったんですよ。で、色々考えてたんですけど、そもそも「女子力」ってのがなんなのかが問題だな、と思って。

「女子力が高い」っていうのはどういう状態なんですかね。見た目が女の子らしくて可愛いことなのか、家庭的で気が利くことなのか。

前者の見た目のかわいらしさを言うのであれば、そこからさらに、ボーイッシュ系の女の子は皆女子力低いのか、とかいう話になってしまうし、後者の気立ての良さを言うのであれば、見た目はアイドル並みに可愛いけど家事全般は壊滅的な子はどうなるのって話になる。

その場では、姿勢がいいとか言葉遣いに気を遣うとか、そういうレディのたしなみを心得ている人が女子力が高い人だというところに執着したんですが、果たして何が正解なのか。

 

あとね、みんながみんな流行のかわいらしいファッションしてたらいいのかって聞かれたらそんなことはないと思うんですよ。だってつまんないじゃない、みんな同じような格好してたら。

Tシャツにジーパンとか、花柄ワンピースとか、全身真っ黒とか、いろんなファッションの人がいるからそれぞれの個性が光るのであって、流行に乗るために自分のスタイルを捨てるのは違うよね、少なくとも。もちろんトレンドの取り入れたコーディネートを考えるのも楽しいけど、自分好きなものは何なのかっていうのが分かってるだけで、その人の魅力がだいぶ引き出せるんじゃないかな、と思ったり。

っていうのを、後輩と話しながら考えてました。

結局何が言いたいかって言うと、リボン付きブラウスに花柄スカートを履いて茶髪をゆるふわカールにするのだけが女子力じゃないぞ、ってことです。街中を歩いてていろんな格好した人たちが歩いているのを眺めるのが好きだから、そう思います。

 

ネイルの話に戻りますが、いつかレゴブロックみたいなネイルにしてみたい。親指から小指まで、赤、青、黄色、緑、白、みたいな。やろうと思えばいつでもできるんですけど、なかなか、ね。機会がないですよね。ディズニーランドに行くときとかだったら許されそうだな。いやまあ名古屋の駅前とかでもしてていいと思うんですけども。

赤リップを買うってのと一緒にウィッシュリストに付け加えておこう。

 

それでは。